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東方神起 解散危機

 韓国のみならず日本でも大人気のボーカルグループ「東方神起」が結成5年目で最大のピンチを迎えた。メンバー5人のうちの3人が所属事務所との契約をめぐって法廷闘争に発展したためで、韓国メディアが一斉に「解散危機」と報道したのだ。

 「東方神起は04年に韓国で、05年に日本でデビュー。日本でも人気を集め現在はファンクラブの会員が17万人を突破。昨年は紅白歌合戦に初出場し、今年は東京ドーム公演を成功させた。コンサートのチケットはプラチナ化している」(レコード会社関係者)
 複数の韓国メディアによると、メンバーのうちジェジュン(23)、ユチョン(23)、ジュンス(22)の3人が先月31日、ソウル中央地裁に所属事務所「SMエンターテインメント(以下SME)」との専属契約に対する効力停止の仮処分申請を申し立てたのだ。
 「報道をまとめると、3人は事務所側への不満として13年と言われる長期の専属契約期間や、収益分配問題をあげているが、最大の争点は3人が両親らとともに経営する化粧品会社をめぐる肖像権問題だと言われている。6月末ぐらいに事務所とのトラブルでメンバーと家族を交えて話し合ったようだが、こうなることは予想された」(韓国の芸能界に詳しいジャーナリスト)

 SMEは今回の件に対して、「東方神起が個人あるいは一企業だけではなく、国家およびアジアを代表するグループで、東方神起の活動は持続されなければならないという立場だ。化粧品会社と関連して発生した今回の問題に対し、早急に対処していく予定だ」とコメントを発表したが、やはりこの問題の根は深いようだ。
 「化粧品会社で販売している化粧品の成分や販売方法が東方神起のイメージを損ねる可能性があり、SMEが以前から問題視していた。広告には肖像権を無視してメンバーのサインや写真を使っていた。ジュンスの父親が経営するピザ屋を訪れた日本人観光客はしきりに化粧品の購入をすすめられたそうだ。売れてなければ問題にならなかったかもしれないが、現実に多額の利益をあげ、韓国のみならず、中国にも進出しているから、SMEが肖像権の侵害で提訴してもおかしくない状況だった」(同)
 今回の場合、契約問題以外の要素がメンバーとSMEの対立構造をより深くしているようだが、同じようなケースは以前もあったという。
 「8年前にSMEに所属していた人気グループ『H・O・T』のメンバー3人が契約更新の際、印税などの条件面で事務所と対立。メンバー3人が脱退し、解散に追い込まれた。今回の東方神起も、すでにドラマ出演が決まっているユンホとチャンミンは訴訟に加わらなかった」(レコード会社関係者)
 日本の所属レコード会社のエイベックスは「今後の活動予定に変更はございません」とコメントしているが、ファンにとっては心配な日々が続きそうだ。

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