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ハッシーの地方競馬セレクション(11/8)「第28ロジータ記念(SI)」(川崎)

 スタートが・・・。先週大井競馬場でおこなわれた「第50回ハイセイコー記念(SII)」。本命に推した大きな瞳が阿部サダヲのようなクリスタルシルバーは、スタートで躓いてしまい、いつもよりも後ろのポジションからの競馬。1コーナーの入りで馬鹿つき、外へ膨らむと、向正面まで折り合いを欠いてしまう。ようやく折り合いが付いたと思いきや、ペースが上がり始め、息が入らない状況に。直線入り口までは何とか流れに乗っていたが、いざ追われるとじりじりとしか伸びず10着。まったく良いところなしで終わってしまいました。1コーナーから向正面にかけて馬鹿ついてしまったこともありますが、スタートで躓いてしまったのが全てに響いたのでしょう。まだ2歳馬、これからの成長と活躍に期待です。

 さて、今週は「第28回ロジータ記念(SI)」が川崎競馬場でおこなわれます。春の実績馬と夏の上がり馬が激突する注目の一戦。若き女たちが火花を散らします!

 本命には、大井、浦和、川崎競馬場、1200mから2100mの幅広い距離、様々な競馬場で掲示板を外していないマルチな活躍を見せるステップオブダンスを推します。そのマルチな活躍は、女優、歌手などマルチに活躍するシシド・カフカのようです。6月の関東オークス以来の出走となりますが、その関東オークスの内容がなかなかのもの。好スタートを切ると、行きたい馬を行かせて4番手内のポジションを取ると、向正面でペースが上がっても難なく対応し、4コーナーではクイーンマンボ、アンジュデジールとの三つ巴の戦いに。直線では2頭に離されたものの、メンバー中3位タイの上がりを使って3着。中央馬2頭に先着し、地方馬では最先着と意地を見せました。東京プリンセス賞馬・アンジュジョリーが不在の今回、休み明けでもこのメンバーなら負けられません。

 相手本線は、桜花賞馬・スターインパルス。桜花賞優勝後は、地元・南関東ではなく、金沢、名古屋と遠征し、重賞戦線で活躍しているプリンセスバリューと2戦に渡り好勝負を演じ、前々走は先着を許したものの、前走は1秒差付けての勝利と着実に力を付けています。遠征により馬体の成長だけではなく、精神的にも成長を遂げており、初の距離でもこなしてくれるでしょう。

 ▲は距離延びて良さが出てきたローレライ。

 以下、ミスアンナ、アップトゥユーまで。

◎(1)ステップオブダンス
○(11)スターインパルス
▲(14)ローレライ
△(6)ミスアンナ
△(5)アップトゥユー

買い目
【馬単】4点
(1)→(5)(6)(11)(14)
【3連複1頭軸流し】6点
(1)−(5)(6)(11)(14)
【3連単フォーメーション】9点
(1)→(6)(11)(14)→(5)(6)(11)(14)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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