ロバート・パティンソン演じるヴァンパイアがクリステン・スチュワート演じる人間の少女ベラ・スワンと恋におちる人気シリーズの最終章は、当初2012年夏に公開予定だったが、現段階では映画会社重役たちは公開日を決定していない。制作会社サミット・エンターテインメントの配給責任者であるリッチー・フェイ氏は「公開日の希望としている日は何日か候補がありますが、今はまだ決定していません。2012年の夏になるかもいまだに未定です。まだ話し合いの真っ最中です」と答えた。
これまでの『トワイライト〜』シリーズが夏と秋に公開された事を踏まえ、フェイは会社が現在公開中の『トワイライト・サーガ:エクリプス』の興行成績を見てから、公開日の最終決定を下す可能性もあると語った。フェイ氏はMTVに対し「『トワイライト・サーガ:エクリプス』がいつ終わるで、選択肢が見つかるかもしれません。その事が弊社の決定に影響を及ぼす可能性は確実にありますが、いずれにしても弊社としての問題は何もありません。現在まだ計画を推し進めるには早い段階です」と語った。
脚本家のメリッサ・ローゼンバーグは、シリーズ4作目となるこの作品を2部に分けるのは難しい見通しだと言う。「最初は、みんな確信がありませんでした。原作本を読んで『これを2本の映画にするの?』という感じでした。2部作にすることを全員が望んでいましたが、その後『俳優達は2作分のスケジュール調整は出来るの?』という疑問に行き着きました。この決断には様々な事が混在しているのです」
今回の監督はビル・コンドン(『ドリーム・ガールズ』)で、2部作はこの秋からルイジアナ州バトンルージュとカナダ、バンクーバーで撮影を開始する予定だ。