◎バロンビスティー
○マエストラーレ
▲プレシャスジェム
△トーセンスターン
△ギシアラバストロ
準OPとしてはやや低調なメンバー構成。昇級初戦となる馬が6頭、2戦目が2頭、丁度半数となる8頭がクラス慣れしていない馬たち。これらにクラスの壁を感じさせずにここを突破するほどの素質馬はおらず、必然的に準OPで好戦している馬が上位にくるだろう。◎バロンビスティー。1000万下を勝ち上がった直後のレースこそ2桁着順に敗れたが、その後のレースは勝ち馬から大きく離されることなくまずまずの走りを見せている。加えて今回は休養明け叩き3戦目。仕上がりに申し分なく、鞍上に内田騎手を配したあたりに勝負気配を感じる。詰めの甘さが目立つタイプだけに頭からというわけにはいかないいが、連勝の軸に期待したい。バロンと同様にこのクラスで安定した戦績を残すマエストラーレも最上位の1頭だろう。追い込み脚質だけに展開に左右される面は残すも、ここ2戦に比べて相手が楽になっているだけに流れが向くようならチャンス。マイペースで逃げた時に力を発揮するプレシャスジェム、ジリだが血統的にまだ伸びる可能性を秘めるトーセンスターン、紛れた際のギシアラバストロあたりを穴に抑えておきたい。
【馬連】流し(15)軸(4)(7)(10)(11)
【3連単】2頭軸マルチ(4)(15)軸(7)(10)(11)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。