軽度の知的障害を背負った主人公(今井)が自分探しのために旅に出る人生の回想劇で、約10年ぶりの新作。「どうやって死ぬかではなく、いかに生きるかというメッセージをこめた」という。
米倉涼子らが所属する大手芸能プロのオスカープロモーションへの移籍後、第1弾の舞台でもあり「今まで一人でやってきたが、皆と一緒にやることでエネルギーが合わさって海外進出や映画化もできれば。どんどん企画もぶつけていこうと思う」と意気込みを語った。
また、名優・森繁久弥さんの訃報には「ついに来てしまったなあという感じ。『役者さん』という言葉が似合う個性のある方がどんどん少なくなっているなか、すごい人が亡くなって残念です」とその死を悼み、肩を落とした。