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独占激白 元航空自衛隊空将(佐藤守氏)が機密公開した「UFO遭遇」(3)

 先の英国公文書館によって公開された資料の中には、このような日本の対応とは大きく違う報告がある。フォークランド諸島をめぐり英国とアルゼンチンが軍事衝突した際、英軍人が見たポンチョのようなものを着た『緑の小人』といったものだ。これらは国防省にあげられた時点で、信頼できるものとして分類されたことを意味しているという。

 さらに佐藤元空将の語る“報告・分析”の必要性は、意外なものとの接点にもつながっている。
 「危害を加えられた自衛官は今まで1人もいない。逆に、助けられたのではないかと思えるような不思議な体験をした自衛官は複数いるのです。私なりにまとめてみると、UFOには2つの異質な目撃談があるように思えます。一つはいたずらっぽい現象、もう一つは大災害、紛争、核に対する“傍観”のように見える出現の仕方です」(同)

 特に傍観しているかのように出現するのが“核にまつわる事象、事件”に対してだ。
 「米国下院軍事委員会で報告されたデータ(右上)を基に、UFO目撃情報を整理すると、'52年と'57年の目撃情報が他年の倍の1000件超と突出しています。'50年から始まった朝鮮戦争で米国の核使用が俎上に上り、以後核戦争の危機が続き、'52年にそれぞれ、英が初の原爆、米が初の水爆実験を行っています。'57年には英が初の水爆実験を敢行し、ソ連がICBM実験に成功しています。一方、チェルノブイリの原発事故、福島第一原発事故の上空にもUFOがたびたび出現するなど、核と奇妙に結びついているのです。つまり、核分裂現象に対し、UFOは敏感に反応すると考えられるのです」(同)

 情報が外部に発信されるようになってからの中国でも、UFO目撃情報は多数寄せられている。
 政府発表で8万人の死者を出したとされる'08年5月12日の四川省大地震発生前後の時間に、大連市の上空に奇妙な発光体が現れ大騒ぎとなった。地震発生地域は、中国人民解放軍の核施設がある機密地域で、米ニューヨークに本部を置く『中国キリスト教民主党』が今年5月に発表した調査レポートによると、四川省の深刻な被災は同省 川県を震央とする地震だけが原因ではなく、北川県の地下で地震に誘発された核爆発が被災の拡大に拍車をかけたためだという。
 ことほどさように、UFOと核は密接に結び付いているのだ。

 日本は今、再び大地震、大災害に見舞われる可能性を指摘されている。原発については、あれだけの大事故を起こしたにもかかわらずだ。そんな上空に、UFOが警鐘を鳴らしに飛来しているかもしれない。
 せめて外にいるときくらいは、下を向いてスマートフォンばかりいじっていないで、空を見上げる機会をつくるべきだろう。

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