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過去に「ポンコツ」と呼ばれたオードリー春日、相方若林も認める“実力”とは?

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オードリー春日

 『M-1グランプリ2008』でズレ漫才を披露し、一世風靡したオードリー。特にピンクベストに七三横分けの見た目と「トゥース!」「鬼瓦」などのギャグでおなじみのボケの春日俊彰は、その異色すぎるキャラクターで人気となったが、すぐに世間に「ポンコツ」だとバレてしまう。のちに相方の若林正恭は、ズレ漫才誕生のキッカケとなったのは、元々ツッコミだった春日がオーディションで「伸び代がない」と言われた一言だったと語っている。

 若林のコメント力、バラエティーの立ち回りの巧さもあって、オードリーは消えることなく人気芸人の仲間入りとなったのだが、春日は……というと、自身の運動神経と忍耐力、勤勉さを生かしてフィンスイミングやボディービル、大学受験などで数々のインパクトを残し、新たな方向性で成功した。

 春日は仕事をする上で「自分で考えたこと」はほぼなく、あくまで「春日」というキャラクターを演じているという。どんな仕事でも受ける春日に対して、若林は「メディアの犬」と揶揄したこともある。しかし、若林は時折、春日を“認める”発言をしている。

 2人がパーソナリティーを務める『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)では、若林が理路整然としたトークでボケて、春日がツッコミを入れるというテレビや舞台では観ることのできないスタイルなのだが、近年、春日の芸人スキルに対して、若林は「成長している」と称賛し、「(春日がポンコツではなくなっているので)このままだと普通の漫才をしなければならない」とボケを交えながら語っていたのだ。

 また、同番組は2人それぞれにトークゾーンがあり、必ず数十分ほど使ってエピソードを話している。そこで毎週トークに取り組んでいることもあってか、春日は芸人なら誰もが憧れる『人志松本のすべらない話』のMVS(最優秀すべらない話)を獲得。その件についても若林は、若手時代のトークライブで春日がいかにエピソードを考えてこなかったかを話しながら、「打ち上げで、そうそうたるレジェンド芸人が2時間くらいずーっと春日を褒めていて辛かったもん」と悔しさを滲ませていた。

 「春日は爆笑問題と絡んだ時も、ラジオで鍛えたツッコミ力を生かして絶妙な掛け合いを披露しました。若林は春日を見下ろしながらも、認めている部分はあるのです」(お笑いライター)

 2015年に開催された大喜利イベント「ダイナマイト関西2015〜事務所対抗団体戦」では、オードリーが所属するケイダッシュの一員として春日も参戦。大車輪の活躍をして優勝に導いた。……にも関わらず、けやき坂46が出演する『ひらがな推し』(テレビ東京系)で披露した大喜利がことごとく滑り、メンバーの富田鈴花から「本当にお笑い芸人なのかなって」と辛辣な言葉を浴びせられるほどのポンコツぶりを見せることもある。

 リアクション、トーク、ツッコミ、大喜利と芸歴を重ねていくたびに、芸人にとって必要な要素を吸収していった春日。かつて“伸び代のない芸人”と呼ばれた男は、周囲の環境によって何十倍何百倍も成長を続けている。

 今後も春日は進化していくことだろう。時折ポンコツぶりをチラ見せしながら……。

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