お相手はいずれも、一般人。ひとりは遠距離恋愛で、深夜に電話で愛をささやく間柄。クリスマスには、3人それぞれにティファニーのアクセサリーをプレゼントし、総額はン百万。金額に格差をつけるあたりは、さすが恋愛の達人だ。
人気も金もあることを日本中が周知しているため、ここ数年は、本命の彼女と彼女要員を切らせたことがない。少し前も、およそ3年交際した彼女がいたが、志村が二股をかけており、違う彼女の名前を呼んでしまったことが原因で、破局。手切れ金をたっぷり、搾取された。
派手な女性関係ながらも、フラれた相手がスキャンダルを売りにしないのは、この手切れ金が膨大だから。同棲相手も、ナイフを持って追いかけられた相手も、婚約までした相手も皆、金で志村を許容した。大枚のパワーは、計り知れない。
昭和芸人の豪傑さを地で行く志村。ゴールデンタイムに週に2本のレギュラー番組を抱えていたころは、2番組分の出演者と関係者を引き連れて、週に2回、夕食、高級クラブ、ディスコをハシゴ。クラブでは、30万円をポンと払った。ある日、仲間の上島竜平(ダチョウ倶楽部)が負担しようとしたが、「1か月分の家賃だった」と、涙を流した。
この上島は、志村の結婚を3度も阻んだ張本人。デートに割りこんだり、デートの予定があるのに、朝まで飲んだり。仕事、友だちを優先させてしまう志村はやはり、結婚は厳しいか。ちなみに、ストライクゾーンは、20代から33歳。40歳の年の差婚を容認できるというから、芸能界の年の差カップル更新ができるか!?(この項終わり) (伊藤由華)