平手が坊主発言をしたのは7月19日に放送された「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FM)でのこと。同日発売の欅坂46の1stアルバム『真っ白なものは汚したくなる』に関することなど、テストのように質問に答えるコーナーだった。
4問目の「あなたがしてみたい髪型は(真っ白)である。」という質問に対して、平手は笑いながら「坊主です!」と答えた。
髪型をどうするか悩んでいるようで「たぶん長いのはきっと似合わなくて、ショートがたぶん似合うんだろうなって思ってて。でも、ショートもだんだん面倒臭くなってきて。よく、海外の方、モデルさんとかって、坊主にしてらっしゃる方が多いじゃないですか。すごいカッコいいなって思っていたので。いつかやってみたいです」と続けた。
まだ高校に入学したばかり、16歳の平手の発言にネット上でもファンは騒然となった。
「てち(平手のニックネーム)、坊主はやめて…」
「姫がご乱心じゃ」
「てち、まさかのアイコニック化」
「どこまでも恥ずかしい中二病」
「てちは似合わないよ。坊主は顔が整ってないと似合わない」
「前髪で可愛くもない顔を隠してごまかしてるくせに」
「某峯岸をdisってるんかなw 週刊誌に撮られたら坊主になれるよ」
「中二病」「厨二病」と言われるような、思春期に見られるような背伸びや格好つけの嗜好、それが受けてブレイクした欅坂46。しかし、その象徴でもある平手だが、最近は「中二病」を演じているとは思えない様子でファンを心配させている。
最近では欅坂46の冠番組である『欅って、書けない?』(テレビ東京)でも、他のメンバーがしゃべっている間、スタジオ内は笑っているのに平手だけ無表情の時があった。
また7月18日に放送開始した『KEYABINGO!3』(日本テレビ)では開始から最後まで、ゲームに参加しながらも無表情。言葉も発しなかった。
「てち一切笑ってないやん。上からの命令か」
「てち元気なさすぎて心配」
「本当にあの暗い顔やめてほしい」
などの声が上がっている。
「3rdシングル『2人セゾン』の頃からですかね、てちがおかしくなったのは。それまでも楽曲のライブでは“憑依芸”なんて言われる、気迫のあるパフォーマンスでしたが、握手会では年相応の可愛らしさがありました。ただ、去年の年末くらいから握手会でも覇気がなく、会話も型通りの返答しかなくなりましたね」(欅坂46ファンのK氏)
『2人セゾン』の発売は2016年11月30日で、欅坂46は10月22日に行われたライブでハロウィン衣装がナチスの制服に似ていたことから、世界中で報道される大きな話題となった。
元々、最年少で中学生の頃からセンターを任され、誹謗中傷を受けてきた平手だったが、本人のせいではないとは言え欅坂46が世間から非難される展開となった。
5月13日に行われた握手会では「喉の治療のため声が出せません」と貼り紙がされていた。病名や原因は発表されていなかった。
最初は病気だと思っていたファンの間でも、声が出ない状況が1か月以上も続いたため、ストレスによる失声症じゃないかと噂されていた。
「ずっと握手対応が良くなかったてちですが、声が出ない時期はファンにも嬉しそうに反応して笑顔も多かったみたいですね。6月22日のラジオで久しぶりに声が聞けてメンバーもファンも喜んでいました」(前出K氏)
しかし、6月24日には握手会の最中に平手の握手列で、メンバーに危害を加える目的で発煙筒が焚かれる事件が起きた。平手は7月9日に行われた握手会に参加したが、ネット上には「元気なかった」「テンション低め」と心配する声が多かった。
初期はスポーツ少女らしい元気で人懐っこい握手だったと言われているが、環境によって平手の評判は大きく変わってしまった。
ストレスが限界まで溜まった平手が欅坂46の運営の指示を振り切り、ある日突然、坊主頭になるなど突飛な行動を取る日がきてしまうかもしれない。