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欅坂46 話題曲「エキセントリック」が主題歌のドラマが矛盾だらけで相当ヤバイ!

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日本テレビ『残酷な観客たち』ホームページより

 昨年から急激に人気を伸ばしているアイドル、欅坂46。その新曲「エキセントリック」が話題になっている。しかし、「エキセントリック」はけっしていい評判だけではない。

 7月1日に放送された音楽特番『THE MUSIC DAY 願いが叶う夏』(日本テレビ系)にて、シングル「不協和音」のカップリング曲ながらテレビで初披露されると、気味の悪い印象的なダンスがまさに“エキセントリック”で話題となった。

 6日にはミュージックビデオがYouTubeで公開され、24時間で95万回再生されるほど好評を得ている。

 この「エキセントリック」は欅坂46が主演のドラマ『残酷な観客達』(日本テレビ)の主題歌に使われているのはご存知だろうか。

 『残酷な観客達』は欅坂46のメンバー21人が全員が同じクラスという設定の近未来の学園ミステリードラマだ。

 教室に閉じ込められた少女たち、その様子がリアルタイムで動画サイトに配信されているのだが、視聴している観客たちからの「いいね」をもらうことで脱出できる。

 主人公を演じる平手友梨奈を中心に、謎めいた言動で主人公を惑わす長濱ねる、クラスのボス格の渡邉理佐、負けず嫌いの守屋茜など、メンバーのキャラクターも脚本に取り入れられている。

 現代のメディアを利用したミステリーで興味をそそられるが、実際のところ欅坂46のファンからの評判は芳しくない。

 合格の判定にしても、それぞれについた「いいね」の数で一人一人脱出していくのだが、教室のドアのロックが解除されて合格者から出て行く仕組み。しかし、開いたドアから一緒に抜け出そうとする不合格者をとがめるものは誰もおらず、抜け出そうと思えば全員が抜け出せてしまう。そのため「生徒たちが自分の意志で教室に残っている」ように見えてしまう。このことから設定にまったく緊張感がないとの指摘がある。

 他にも……

 「知力を使って面白い配信をして観客を驚かせるわけでもない」

 「要求がエスカレートしていって主人公が追い詰められるような展開がないので、どの回も同じような話」

 「配信で見せるモノマネや一発芸のシーンが長くて時間稼ぎに思える」

 「みんなトイレどうしてるんだろう」

 「観客が残酷じゃない」

 などと内容に批判的な意見がネット上に散見される。

 「脚本の矢島弘一は2016年にテレビドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』で第35回向田邦子賞を獲っています。このドラマの主演が前田敦子。その縁で秋元康のドラマに抜擢されたと噂されていますが、『残酷な観客達』で評価を落としたんじゃないでしょうか」(アイドル事情に詳しい芸能ライター・S氏)

 S氏はドラマを見た感想を次のように語った。

 「坂道シリーズのドラマは乃木坂46の『初森ベマーズ』、欅坂46『徳山大五郎を誰が殺したか?』に続いて3作目。前2作も評判はいいものではありませんでしたが今回はずば抜けて酷いですね。秋元康は企画・原作に名を連ねておきながら実際には責任を取るのは現場の人たちだって言われていますよ」

 「エキセントリックのMVが流れるのが本編」と揶揄されるほどのドラマ。Huluで先行配信されている9話の次回予告では意外な展開になっているが、全10話、最終話で伏線を回収できるのか不安がっている声の方が多いのが実情だ。

 不条理な展開をどのように畳むのか、興味がある人は今から見てみるのもいいかもしれない。

※写真・日本テレビ『残酷な観客達』ホームページより

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