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スポーツ庁・アンバサダーに就任のチコちゃんに女性から批判?「ボーっと生きてんじゃ…」逆効果か

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画像はイメージです

 NHKの人気バラエティー番組『チコちゃんに叱られる!』の人気キャラクター・チコちゃんが、スポーツ庁の「女性スポーツ促進キャンペーン」のアンバサダーに就任したものの、多くの女性から批判が集まる事態になっている。

 チコちゃんをアンバサダーに任命した理由についてスポーツ庁は、10代から40代の女性のスポーツに取り組む割合は、仕事や家事、育児などを理由に男性に比べて低いという調査結果があり、広い層から人気のあるチコちゃんを通じ、女性が取り組みやすいスポーツメニューなどを提案していきたいとのこと。チコちゃんは30日に行われた任命式に出席し、「体を動かすことの大切さに気付いてほしい」という想いを込め、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と決めセリフを発したという。

 しかし、アンバサダー就任に女性ネットユーザーからは、「ボーっとしてるわけじゃなく家のことやってたらスポーツなんてする時間ない」「人の世話に忙殺される事の多い女性に対してこの仕打ちはひどい」「男性以上に仕事、家事育児に時間取られてるって分かってるに、なんで女性を叱るって発想出てくるの?」という批判の声が集まっている。

 「そもそも、女性のスポーツに取り組む割合が低いのは、家事や育児などで男性よりも時間を取られているからという調査結果が出ているにも関わらず、その現状を改善するわけではなく、『ボーっと生きてんじゃねーよ!』と叱責するという発想に、多くの女性が困惑してしまったようです」(芸能ライター)

 また、チコちゃんというキャラクターについても、以前より「上から目線で嫌い」「口の悪さが嫌」という声や、声を担当している木村祐一の好感度の低さから、「木村祐一が声当ててるって聞いてから見なくなった」という苦言も寄せられていたこともあり、「チコちゃんがキャンペーンとか無理でしょ」「NHKが思ってるほどチコちゃんは人気ない」という指摘も見受けられた。

 スポーツをしない人にもできない人にも、さまざまな事情があるのは当然のこと。チコちゃんを起用したスポーツ庁にも、多くの苦言が集まっていた。

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