休み明けだった前走の阪急杯は11着と大敗。影山助手は「59キロを背負って重馬場と、厳しい条件が重なってしまった。体調自体は良かったんですけどね」と振り返った。
その後の乗り込みは順調そのもの。「1週前追い切りも文句なし、抜群の動きをしてくれた。何よりケイコの動きとレースの結果が直結するタイプだから、楽しみになってきました。久々にこの馬らしい馬体の張りもしているしね」
ある程度、時計のかかる今の馬場はこの馬にピッタリ。「とにかく昨年と似た雰囲気できている。末脚を生かせればチャンスは十分ある」と気合が入っていた。
【最終追いVTR】幸騎手を背にDWコースで併せ馬。アグネスハッピー(古馬1000万)を2秒近く後方から追走して、直線入り口で併せる形。最後の追い比べでは外から力でねじ伏せるように1馬身先着。ラスト1F12秒5とこの馬らしい力強い伸び脚でフィニッシュを飾った。復調著しい。