つい先日はクリント・イーストウッドの新作映画『J・エドガー』への出演も決定したばかりのナオミ、ジョイス・キャロル・オーツ原作の『ブロンド』で、伝説のアイコン女優を演じることになり、緊張が高まっているという。
「すごいプレッシャー。彼女のことは誰でも知っているでしょ。とにかく緊張しているの」
またナオミは、前作『フェア・ゲーム』劇中で、夫が反ブッシュ政権の立場を取ったことでホワイトハウスから工作員としての素性をばらされてしまう実在のCIAエージェント、バレリー・プレイムを演じることはナーバスだったという。
「ひるんじゃうわよ。私は彼女よりもっと非常にもろい人間だもの。私にとって、彼女は不死身に匹敵するわ」
マリリン・モンローを演じたのは彼女だけではなく、『マイ・ウィーク・ウィズ・マリリン』では、ミシェル・ウィリアムズが同じくマリリンを演じており、やはりこちらもそのプレッシャーについてコメントしていた。
「一緒に生きているような気がする。ある時から何かが私に乗り移ったみたい。最近は自分が自分じゃないように感じるわ」
ナオミ・ワッツがマリリン・モンローを演じる『ブロンド』は、アンドリュー・ドミニク(『ジェシー・ジェームズの暗殺』)が監督と脚本を務め、3月から撮影を開始し、2012年に公開予定だ。