−−まず、前走のNHKマイルC(9着)を振り返ってください。
斎藤助手「(休み明けでも)仕上がりは良かったが、前が残る流れで展開が向かなかった。湿って走りづらい馬場の外めを通ってきたことも響いたけど、一番はペースですね。力負けではないので、悲観はしていません」
−−中間の調整過程を教えてください。
斎藤助手「疲れを取るためケアをしてきたが、幸いダメージはなく、すこぶる順調です。1度使ったことで体に張りが出てきたし、身のこなしも柔らかくなり型通り良くなっています」
−−最終追い切りはラスト1F11秒4(5F69秒9)と、終いの伸び脚がひと際目を引きました。藤田騎手から何か報告を受けましたか?
斎藤助手「初めての騎乗なので感触を確かめてもらったわけですが、『馬の後ろでリラックスして折り合いがついたし、反応も良かった』と、手応えをつかんでくれたようです」
−−2400メートルは未知の領域になりますが?
斎藤助手「距離は未知数ですが、マイルより合っているのは確か。折り合いの心配がないし、血統的な背景からも克服できると信じています」
−−枠順の希望はありますか?
斎藤助手「長丁場だし、(枠順によって)大きな差は出ないと思うけど、理想は真ん中より内枠ですね。あとは馬場。この馬の武器は切れ味だから、悔いが残らないように、ぜひ良馬場でやりたい」
−−最後に意気込みをお願いします。
斎藤助手「前走は1番人気で迷惑をかけてしまったので、その穴埋めをしたい。能力はヒケを取らないし、末脚を生かせれば巻き返せると思います。応援してください」