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上田美由紀〜鳥取連続不審死事件

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提供:週刊実話

 2007年から2009年にかけて、鳥取県内で男性が相次いで死亡する事件が起きていた。いずれも事故死や自殺として処理されていたが、やがていずれの男性も、共通の女と関係があったことが浮かび上がり、さらに04年に新聞記者が列車にひかれて死亡した事件も関係が疑われるようになった。そして09年11月2日、元ホステスの上田美由紀(当時35歳)が詐欺容疑で逮捕され、連続不審死についても捜査が本格的に開始された。

 最終的に、美由紀は16件の詐欺罪等と2件の強盗殺人罪で起訴された。捜査によって、美由紀がホステス時代から常連客に接近しては懇意になり、現金を要求していたことなどが明らかになった。その際、「入院することになった」「実家が貧しかった」などと身の上話で男性たちの同情を引いていたが、すべてが嘘だったことも判明。2件の強盗殺人では、借金の返済や支払いを免れるため、睡眠導入剤を飲ませてから水死させるという手口で2人を殺害していた。

 裁判では、美由紀は起訴内容について否認または黙秘した。しかし2012年、鳥取地裁は18件の起訴内容について検察の主張をほぼ認定。そして「動機は冷酷、身勝手で強固な殺意に基づく計画的な犯行。極刑をもって臨むほかない」として、美由紀に死刑を言い渡した。

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