完璧な男性・バチェラーの元に集まった20人の独身女性たちによる恋愛バトルが展開されるこの番組。バチェラーが各話の最後に行われる「ローズセレモニー」で用意された数のバラを手渡していき、最終回で1人の女性を選ぶというルールの元、放送されている。2019年9月13日からシーズン3が配信になっており、25日には最終回が公開。バチェラー・友永真也が、最初から惹かれ続けていたぶどう農家の女性・岩間恵と、自身を支えてくれる女性・元北新地のホステス・水田あゆみの間で揺れ、岩間から「好きなんだけど、これって恋愛感情なのかなって思うとちょっと違和感が(ある)」と告げられたこともあり、最後は水田を選び、結婚を前提とした交際を申し込んでいた。
しかし、翌26日に公開された「エピローグ」の中で、バチェラーと選ばれた女性が揃ってスタジオに登場するはずが、友永が実は最後のローズセレモニーから約1か月で水田と別れていたことを報告。その理由として「どうしても心の中で恵のことが忘れられなかった」と話し、スタジオでは悲鳴が上がった。MCの指原莉乃は「泣きそう」と言い、実際に涙を流しながら「私だったら即訴えます」と話していたが、スタジオには水田も登場し、気まずい再会となった。
スタジオでのトークの中で、別れたのが約2か月前ということが明らかになったが、さらに友永は「今、岩間恵さんとお付き合いしています」と宣言し、指原や、出演していた脱落女性たちはドン引き。指原は呆然としつつ、「悲しすぎる」と本音をポツリ。また、友永と岩間が交際を始めたのが2か月弱前ということも明かされ、水田と別れてから友永が押しまくり、直後に交際が始まったことや、水田との交際中に友永が岩間に会いに行き、朝まで一緒に過ごしたことも判明。ネットでは「最悪すぎる」「やばい」「最初からめぐちゃんにバラ渡してれば……」という声が上がっていた。
その後、スタジオには岩間も登場し、トークを繰り広げた後、二人で去っていったが、指原は最後にも「めちゃくちゃ胸糞悪いっすわ」と苦笑い。まさかのこの結末に、視聴者からも「番組でやってるのにこんなにルールを無視していいと思ってるの?」「岩間が忘れられなくて別れて、でもけじめをつけるために付き合ってないっていうならまだ分かるけど…」「クズ同士お似合いだわ」という批判の声が殺到。始終苦言を呈していた指原に対しては「視聴者の気持ちを代弁してくれてありがとう」「指原がいなかったらもっと怒りが収まらなかった」という声が聞かれている。
「最終的に選ばれた女性・岩間を巡っては、インスタグラムで友永の趣味であるゴルフをしている動画をアップし、その中で関西弁を喋っていたり、友永が住む神戸で撮影した写真をアップしたりなど、いわゆる“匂わせ行為”を連発。ネタバレとして、最終回放送前からバッシングされていました。さらに、この予想もできなかった結末で、より視聴者の反感を買ってしまったようです」(芸能ライター)
SNSでは「バチェラー」と検索するとほぼ批判しか出てこない状態に。「バチェラー・ジャパン」史上、まったく祝福されないカップルとなってしまったようだ。