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嵐の“変人”大野、なぜ「とくダネ」小倉キャスターに“ハマって”いる?

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画像はイメージです

 ジャニーズタレントは4月、関ジャニ∞から年内で渋谷すばるが脱退、TOKIO・山口達也が強制わいせつの疑いによって芸能活動を無期限謹慎など、暗いニュースが相次いだ。そんな負の連鎖はどこ吹く風とばかりに、嵐は幅広い年齢層に愛されるキャラをキープしている。

 嵐が国民的アイドルの道を駆け上っていく様を、至近距離で見守っていた大御所がいる。フジテレビ朝の顔である小倉智昭キャスターだ。小倉は、『とくダネ!』のメインMCとして独特のバランス感覚を保っているが、嵐とは、06年にスタートした深夜バラエティ『嵐の宿題くん』(日本テレビ系)で、およそ3年半にわたって共演している。嵐がバラエティのノウハウを会得していく過程を間近で見ていた。いわば、芸能界のお父さんのような存在だ。

 小倉は、我が子ほどの年齢である嵐の5人が、かわいくて仕方がない。出会いから今なお、5人全員の誕生日にはメールやプレゼントを欠かさないという。

 ところが、“お父さん”の恩を平気で踏みにじることができるメンバーがいる。“変人”大野智だ。

 どんなに人気者になっても庶民派感覚を忘れない大野は、家族と仲がいい。まだ『嵐の宿題くん』に出ていたころ、年長者の小倉は気をきかせて、出演者やスタッフを集めた親睦会を開こうとした。ところが、主賓の1人である大野が不参加を決めた。理由を聞くと、「家のビンゴ大会があるから」だった。

 毎年恒例の家のビンゴ大会は、豪華な景品が大登場する。大野はかつてネックレスと体重計をゲットしている。家族行事を仕事仲間より優先させてしまう大野はやはり、ヘンジンである。

 それでも小倉は、イキで寛大なオトナ。大の釣り好きである大野に、まぐろ用の竿、リール、ルアーといった用具一式をプレゼントしたことがある。しかも、大野いわく、「竿だけで10万円くらいはする」一級品だ。

 また、08年の誕生日には、500色も入ったドイツ製の高級色鉛筆セットを贈呈している。いかにも高級そうな鉛筆けずりも、しっかり添えた。3段のケースを2つ。同社の色鉛筆セットは、100色で3万円ほどのお値段だが、その5倍ということは……。

 さすが、朝の帯番組を抱える大御所。ケタ違いだ。そんな小倉とメンバーがそろったカラオケの場では、嵐が嵐の楽曲を本気で歌う。小倉は、ほほえましく聴く。なんとも素敵な“親子関係”が、そこにはあるのだ。

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