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ハリウッドスター・渡辺謙がいまだに活動の本拠地が日本の理由

 今月27日にハリウッドスター・渡辺謙主演の山田太一脚本のドラマ「遠回りの雨」が放送された。

 「渡辺はハリウッドに自宅を構え、ハリウッド映画を中心に活動する予定だったが、最近、日本が活動の本拠地で最近、積極的にドラマ出演をこなしている」(映画記者)
 かつて、急性骨髄性白血病を患い俳優生命の危機に瀕した渡辺だが、しっかり完治させ、その後、前妻との離婚問題をクリア。03年に公開されたトム・クルーズ主演のハリウッド映画「ラストサムライ」の好演で「第76回アカデミー賞」ならびに「ゴールデングローブ賞」の助演男優賞にノミネートされるなど高い評価を得てハリウッド進出を果たす。
 それを機に、本格的なハリウッドスターの道を歩むと思われていたが、出演したハリウッド作品は05年公開の「バッドマンビギンズ」、同年公開の「SAYURI」、06年公開の「硫黄島からの手紙」の3作品にとどまり、今年公開を控えるのが「ダレン・シャン」とレオナルド・ディカプリオ主演の「インセプション」。

 しかし、ハリウッド映画よりも日本での活動の方が目立ってしまうのだ。
 「06年公開の『明日の記憶』と昨年公開の『沈まぬ太陽』で『日本アカデミー賞』の主演男優賞を獲得。昨年は2夜連続のテレビ朝日系のドラマ『刑事一大 平塚八兵衛の昭和事件史』で主演をつとめた。今秋に放送されるTBS系ドラマ特別企画『塀の中の中学校』では刑務所内にある公立中学校の生徒役を演じる。今はハリウッドよりも日本の活動がメイン」(同)
 ハリウッドの製作側からすれば、日本で絶大な人気・知名度を持つ渡辺をもっとたくさんの作品に出演させればかなりのPRになりそうだが、なかなかそうはいかないようだ。

 「最近のハリウッド映画の傾向はスターよりも内容重視。ここ数年ヒットした『スター・トレック』、『トランスフォーマー』シリーズ、『アバター』はいずれも大物が出演していない。渡辺は1本で億単位のギャラを稼ぐので、製作費の関係からなかなかオファーが来ないのが現状」(映画ライター)。
 とはいえ、ハリウッドで名前を売ったうえで国内の仕事は殺到しているから、他の俳優からすればなんともうらやましいに違いない。

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