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お笑い界の世代交代!平成最後のM-1チャンピオンは史上最年少優勝・霜降り明星

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今田耕司、霜降り明星・せいや、霜降り明星・粗品、上戸彩

 2日、日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ 2018」の決勝戦が行われた。司会は今田耕司、上戸彩。審査員を上沼恵美子、ダウンタウン・松本人志、サンドウィッチマン・富澤たけし、立川志らく、ナイツ・塙宣之、中川家・中川礼二、オール阪神巨人・オール巨人の7名が務めた。

 M-1へのエントリーはプロ・アマは問わず。応募資格は、結成15年以内(2003年1月1日以降)のコンビであること、そして審査基準は“とにかく面白い漫才”だ。エントリー総数4640組の内、決勝のステージに立てるのは9組+敗者復活の1組、合わせて10組のみ。

 エントリー総数4640組の内、和牛、霜降り明星、ゆにばーす、見取り図、かまいたち、スーパーマラドーナ、ジャルジャル、トム・ブラウン、ギャロップの9組に、敗者復活戦を勝ち上がったミキを加えた10組が決勝に進出。その10組の内、ファーストステージの得点数が高い3組がファイナルステージへと進む。その3組が2ネタ目を披露し、審査員による得票が多かったコンビが優勝となる。

 今年ファイナルステージに進んだのは、霜降り明星、和牛、ジャルジャルの3組。霜降り明星は初の決勝進出、昨年準優勝の和牛、今年がM-1ラストイヤーのジャルジャルと、それぞれの状況を抱えたコンビが集結する形となった。

 そして、ファイナルステージで4票を集めて優勝したのは史上最年少優勝の霜降り明星。せいやは26歳、粗品は25歳という若さでの優勝となった。

 大会終了後、史上最年少優勝について聞かれた二人は、せいやが「26でM-1チャンピオンなれると思ってなかったです。霜降り明星の時代、次の世代を作っていきたいです。」、粗品が「お笑い界高齢化と言われてる中で20代のコンビが優勝できたのは気持ちが良かったです。」と、次世代を担う頼もしい返答。

 優勝したことについては、会見中でもまだ実感がわかない様子で、せいやは相方の粗品とファイナルステージ後優勝者を予想して「これは和牛さんかもな」と話していたと言い、「まさか優勝だとは思ってなかったです。」としばらく言葉が出ない様子。粗品も、「1位を目指してやってたんですけど、まさか1位になるとは。」と力強い話しぶりながらも、戸惑いが大きい様子が見て取れた。

 賞金1000万円の使い道については、粗品は「かあちゃんの欲しいもの10個買ってあげたい。あと、苦しんでいる後輩の借金を立て替えてあげたい。」と、家族や周囲の人に恩返しをする様子。せいやも「ネタでやった豪華客船にじいちゃんばあちゃんを乗せてあげようかな。」と、ファーストステージで披露して大爆笑をとったネタの舞台“豪華客船の旅”を、大好きな祖父母にプレゼントする約束をした。

 また、今回M-1に同業者・長田悠幸とコンビを組んで出場していた漫画家・森田まさのり氏も会見に記者として参加しており、「お二人にとってM-1とは何ですか」と質問。せいやは、「M-1は好きすぎる。」とシンプルな答え。粗品は、「夢であり、青春という言葉が似あう大会だと思います。喧嘩したり、泣いたりいろいろなドラマがある、青春。」と、漫才師がM-1にかける熱い気持ちを語った。森田まさのり氏の漫才師を題材とする作品に、これらの想いも活かされることだろう。

 ラストイヤーにかけるジャルジャル、3度目の準優勝となってしまった和牛を飛び越えての、最年少優勝となった霜降り明星。その経歴や若さが注目されるところだが、大会では文句なしに頭一つ抜けており、会場に文字通り笑いの渦がおこった。決勝大会ではしゃべくり漫才が多い中、一番体も言葉もフルパワーで使えたのが勝因の一つだろう。R-1ぐらんぷりでも健闘が期待される二人だが、平成最後のM-1チャンピオンとしても、大いに活躍の幅を広げていくことだろう。

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