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麻生首相 “新春内閣改造”奇手説

 内閣支持率急落で追い詰められた麻生太郎首相(68)が、来年年明け早々に「内閣改造の奇手に打って出る」とのウワサが流れている。この支持率ではとても解散・総選挙はできず、回復が見込める要素もない。かといって、組閣から約3カ月半の改造となれば異例中の異例。“新春内閣改造”はあるのか?

 「政権発足から約2カ月半で支持率20%台前半はありえない。最悪の辞め方だった福田前政権からのバトンというハンデを差し引いても、首相の責任は重い。ところが、麻生政権には支持率を盛り返せるだけの切り札がない。内閣改造ぐらいしかイメージアップにつながる手がないため、“選挙のために”を合言葉に年明け早々に改造に着手するプランが検討されているといいます」(永田町関係者)
 自民党内では、すでに“麻生降ろし”の動きが本格化しつつある。首相周辺は相当神経質になっており、反麻生派の取り込みに必死。これまでは無視していた中川秀直元幹事長すら抱き込もうとしている。国民の冷たい視線もかなり気にしている様子。首相は9日、閣僚に対し、雇用対策で思い切った予算編成をするよう指示したが、遅きに失した感は否めない。
 そうした中、党内の中堅・若手議員は会合を開き、公然と政権運営を批判。野党が内閣不信任案を提出した場合には、同調することも視野に入れて考えるべきだ、などと物騒な話が飛び交った。麻生首相は記者団に「僕はいろんな意見があっていいと思う」と精一杯強がってみたものの、こめかみはピクついていた。

 全国紙の政治部記者は「問題は麻生首相を降ろしたところで、その後釜に据える人材がいないこと。小池百合子元防衛相や野田聖子消費者行政担当相の名前が挙がっているが、初の女性総理誕生の話題性で乗り切れるほど簡単ではない。仮にいたとしても、安倍、福田に続き麻生も…となれば総選挙へのダメージは避けられない。反麻生でまとまろうにも、動くに動けない状況にある」と解説する。

 麻生首相はこの日、支持率急落を深刻に受け止めているとの国民向けポーズから派閥の領袖クラスや首相経験者と相次いで面会し、政権運営への協力を求めた。しかし、前出の永田町関係者は、年内にもう一度“別のお願い”で回ることになるという。
 「大幅な内閣改造への根回しです。わずか3カ月半で改造せざるを得なくなった、協力してほしい、と。すべては根拠のない自信で今国会の冒頭解散を突っぱねた麻生首相の責任。閣僚不祥事があったわけでもないのに、とんだとばっちりですが、人事ぐらいしかやれることがない。そうでもしないと、総選挙を戦えませんからね」

 野党転落も現実味を帯びる中、“待機組”には大臣の椅子は確かに魅力的。現閣僚はもともと解散までの短命と覚悟していたし、組織防衛の観点からみれば最善の策かもしれない。しかし、よりによって新春早々、内閣改造するメリットなどあるのか。
 「新春ご祝儀相場が期待できます。日本人にとって、1年の区切りとなる正月は特別なもの。国民のおとそ気分が抜けないうちに目先を変え、再出発、出直しを印象付けるんです。内閣改造で支持率回復が見込めるのはこのタイミングしかありません」(前出の永田町関係者)
 しかし、新味を打ち出そうにも、すでに小渕優子少子化対策担当相ら党内のめぼしい人材は使い切っている。
 「発想が逆ですよ。フレッシュな人材ではなく、重厚な人材を登用するんです。麻生首相の独走に“待った!”をかけられるお目付け役が必要です。何につけ麻生首相が『オレが、オレが』と前に出たがるため、現閣僚はほとんど目立たない。麻生氏の言動ひとつで支持・不支持が大きく揺れたのはそれが主因です。小泉内閣における“塩爺(塩川正十郎元財務相)”のようなタイプが望ましい」(同)

○ほとんどビョーキ 支持率急落でも貫く高級ホテルバー通い
 麻生首相のつまずきは高級ホテルのバー通いに始まったといっていい。記者団に逆ギレし、「安い」と言い切った“庶民感覚”に国民はあきれ返った。パフォーマンスはすべて逆効果。エラソーなくせに漢字もまともに読めず、経済政策も後手後手で逆風が吹き荒れている。それにもかかわらず、なんのこだわりなのか、いまだ夜には高級料理店&高級ホテルバー通いを続けている。

 ここ1週間を振り返ってみると、2日夜には東京・紀尾井町のホテル・ニューオータニ内のフランス料理店「トゥールダルジャン」で会食後、同ホテル内のバー「カトーズ ダイニングバー」に直行。3日夜は、東京・内幸町の帝国ホテル内の会員制バー「ゴールデンライオン」で締めた。
 4日夜は、千賀子夫人とともにポーランドのカチンスキ大統領夫妻と夕食会を楽しんで就寝。しかし翌5日夜には、ホテル・ニューオータニ内の日本料理店「なだ万本店山茶花荘」で会食後、赤坂のすっぽん料理店をはしごする“夜の帝王”が復活した。6日夜は視察先の長崎・雲仙市内のホテルで夕食をとっておとなしく寝ている。

 注目されるのは支持率急落が判明した7日夜。帝国ホテルの客室で秘書官と懇談するにとどまり、バーでの酒を控えた。ところが翌8日には、再び帝国ホテル内の会員制バー「ゴールデンライオン」に繰り出して河村建夫官房長官と乾杯している。9日夜は東京・銀座のホテル西洋銀座。ダメだこりゃ。

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