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『モトカレマニア』、見どころは“顔面偏差値の高さ”だけ? 笑いも「キュン」もない中途半端さで不評

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新木優子

 木曜ドラマ『モトカレマニア』(フジテレビ系)の第5話が14日に放送され、平均視聴率が4.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。自己最低視聴率を記録した第4話の3.0%からは1.6ポイントのアップとなった。

 第5話は、ユリカ(新木優子)が失恋の傷を癒すため、さくら(山口紗弥加)を誘って温泉旅行に。現地で草木染めや陶芸などレクリエーションなどを体験しようと意気込むユリカだったが、宿では山下(浜野謙太)の元カノ・むぎ(田中みな実)と偶然再会し――というストーリーになっていた。

 視聴率も評判も低い本作。ネットからは放送終了直後から苦言が聞かれた。

 「『モトカレマニア』というタイトルなはずが、今話はユリカがマコチ(高良健吾)を吹っ切ろうと前を向き、逆にマコチがユリカを引きずりまくるという展開に。しかし、マコチはこれまでユリカと向き合わず、再会してからもユリカのアクションをスルーし続けていたため、なぜこんなにマコチがユリカを引きずっているのか視聴者はいまいち理解できず。『なんでこんなに遠回りしてるの?』といった困惑が聞かれています。また、本作はラブコメだったはずですが、ユリカの頭の中の脳内会議や分身した自分と話し合いするなどのシーンはここ数話、見られず。笑いどころやギャグが全くない上、恋愛ドラマとしても不出来という最悪なパターンに陥っていることは間違いないでしょう」(ドラマライター)

 そんな中、唯一の見どころもあるという。

 「今話でよく聞かれてたのは、新木優子と山口紗弥加、田中みな実の3ショットの美しさ。ストーリーはともかく、可愛く、美しいこの3人には女性視聴者からも『こんな顔になりたい…』『3人揃ってる画ならずっと見てられる』という声が殺到。『もはやこの可愛い3人を目で愛でるだけのドラマになってる』という揶揄も聞かれました。また、高良健吾演じるマコチにも絶えず『クズ』などの苦言が集まっているものの、『イケメンだけどクズ』『高良健吾がイケメンじゃなかったら見てない』という声が。もはやビジュアルだけで成り立っているドラマになりつつあります」(同)

 恋愛ドラマにもコメディにもなれない本作。その中途半端さがこの低視聴率を生んでいるのかも知れない――。

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