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『ルパンの娘』、深田恭子の“キョトン顔”がもう気にならない? 演技に再評価のワケ

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深田恭子

 木曜ドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系)の第9話が12日に放送され、平均視聴率が6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。前回の5.7%からは1.2ポイントのアップとなった。

 第9話は、和馬(瀬戸康史)によって逮捕されたと思われた華(深田恭子)が円城寺(大貫勇輔)によって無事救出され、一方、和馬は無事、捜査一課への異動が決まるという展開。一年後、和馬はエミリ(岸井ゆきの)と婚約し、結婚間近。三雲家はタワーマンションに戻り、華は円城寺と交際している――というストーリーになっていた。

 「毎回小ネタが話題の本作ですが、第9話でも、エミリが和馬への想いを明かす際、『みたされる あなたといれば まんぷくだ』という川柳を明かすシーンがありました。実は、演じる瀬戸と岸井は、18年下半期のNHK朝ドラ『まんぷく』で夫婦役を熱演。『神部くんとタカちゃん』として人気を博したことから、視聴者の間では『朝ドラぶっ込んできた!』『まんぷくねじ込んでくるの最高』といった声が殺到。また、後半には92年に放送されたドラマ『ずっとあなたが好きだった』(TBS系)に登場したマザコン夫・冬彦の雰囲気をそのまま再現した“多田野冬彦”というキャラが登場。平成初期のだぼっとしたスーツや7:3の髪型も再現されており、『まさか冬彦さん出すとは!』『小ネタ多すぎて笑った』という声が集まりました」(芸能ライター)

 コメディ要素が多いドラマは、往々にして散らかっている印象になりがちだが、そんな中、中庸を貫き続ける主人公演じる深田の演技力に、再評価の声も集まっているという。

 「かつては、『主演なのに下手過ぎる』『何言っても棒読み』『ほうれい線気にして口が開いてないからずっとキョトン顔になってる』などと批判されることも少なくなかった深田ですが、本作ではその一歩及ばずな演技力が絶妙な味に。主要人物が濃いキャラクターだらけということもあり、いい意味で深田の棒読みが華の“普通さ”を強調することに。また、結果的には“普通”から泥棒に変化する際のギャップがより生きるという演出にもつながっており、視聴者からは、『この演技で完成されててドラマを壊さないってすごい』『深田恭子のドラマというジャンルを確立している』『深キョンにしか許されないものを持ってる』など絶賛の声が相次いでいます」(芸能ライター)

 当初は、その設定の無理矢理さから批判の声が上がることも少なくなかった本作だが、いつの間にか今期ナンバーワン話題作に。その要因は、普通のキャラでいいバランスを取り続け、視聴者から「コメディやらせるなら深キョン」とまで絶賛された深田にあるようだ。

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