監督作は13年ぶり2作目となるデ・ニーロ。「この企画にとりかかったのは8〜9年前。映画を作るにはエネルギーと時間が必要」とした上で、「他にも企画はあったが、脚本家のエリック・ロスがこの作品を監督してくれるなら第2章を書くよと言ってくれたので、この作品にした」と同作を手掛けた理由を語った。
さらに主役にマット・デイモンを起用したことについては、「当初はレオナルド・ディカプリオを起用したかったのだが、彼は忙しく、スケジュールが空くのを待たねばならなかったので、あきらめた。それで3〜4人いた次の候補の中で、デイモンがすぐに引き受けてくれた」。
また、会見後半には菊地凛子(26)が登場。デ・ニーロに花束を贈呈した。菊地はこの作品について、「ある男の人生の光と影を描いた素晴らしい作品です」と絶賛。菊地を知っているというデ・ニーロだが、もし菊地がオーディションを受けにきたらどうするかと言う問いに対して、「考えます」とコメントした。