前走の目黒記念(15着)はドロドロの不良。元来、道悪は下手ではありませんが、38秒4というレースの上がり(3F)を見ても、当日は極端な馬場。向正面でつまずいてしまったのもあるし、参考外と見ていいでしょう。
近走は長めの距離を使ってきていますが、2000メートルも守備範囲。ちゃんと実績もありますし、流れが落ち着きそうなこのメンバーなら忙しいということはないはず。昨夏には、後にジャパンCを勝つスクリーンヒーローを札幌で負かしていますし、自分の競馬ができると本当にしぶとい。前走で体重が増えていたように以前より体もしっかりしてきたようですし、叩き2戦目で動きも着実に良くなっています。
ハンデ戦になってからは、かなり荒れているレース。昨年は12番人気で48キロのトーホウシャインが勝ち、3連単193万円馬券が飛び出しています。この馬も軽ハンデ53キロ。ほどよく時計のかかる馬場はうまいので、ひと雨くれば鬼に金棒。持ち前の先行力で押し切ってくれるはずです。