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競馬ファン必読! オークス秘話

 「惚れた馬は三度追いかけろ」。オークスが来ると、この馬券の格言が心に刺さった棘のように痛い。

 惚れた女(馬)はチューニー。桜花賞(03年)で◎を打ったものの結果は12着。無残にも夢を打ち砕かれ、たった1度の背信行為を許せず、切り捨ててしまったことを、次のオークスでどれほど悔んだことか。
 惜しくもスティルインラブの2着(1馬身1/4差)とはいえ、単勝13番人気で複勝は1,980円も付けた。スティルインラブとのワイドは5,770円。この年から導入された3連複馬券(3着シンコールビー)は9万5,530円。場内騒然となった光景が、記憶の底から蘇る。

 何はともあれ、前のレースで◎打った馬を無印とは無節操だったし、その代償は大きかった。トホホ。
 話は前後するが、「桜花賞は馬体重の20キロ減が大きく響いた」と、堤助手は打ち明けた。「10日間ほど前に阪神競馬場に入ったけど、初めての環境に順応できずほとんどカイバを食べなかった」という。
 攻守ところをかえたオークスは、ホームグランド。「地元に戻ってきて落ち着きがあったし、カイバもよく食べた。数字は2キロしか増えてなかったけど(桜花賞とは)中味が違いましたよ」(堤助手)
 オークスの2400メートルは、全馬が未知の領域で予断を許さない。後悔をしないためにも、惚れた女は三度追いかけろ。

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