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【TVでおなじみ山口敏太郎の“UMA”ファイル】モンゴリアンデスワーム

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 近年注目を集めているUMAの中には、過去に妖怪と呼ばれていた存在もいる。例えば、ゴビ砂漠で目撃されて以来、「モンゴリアンデスワーム」と名付けられているもの。このモンゴリアンデスワームは、モンゴルの砂漠地帯に住んでいた人から「オルゴイコルコイ(腸虫という意味)」と呼ばれていたという。

 モンゴリアンデスワーム(オルゴイコルコイ)は、ゴビ砂漠に棲息しているといわれているミミズ型の怪物である。体長は最大で1.5メートルほどあり、口には鋭い歯が多数生えているという。性格は凶暴で、今までに数百人が犠牲になっているといわれる。モンゴリアンデスワームは生物を見かけると、強力な酸を獲物に吐きかけて殺すそうだ。他にも、体内に毒を持っている、電気ショックを与えて足止めをしてから息の根を止める等、モンゴリアンデスワームの能力については諸説ある。

 数多くのUMAの目撃証言が発表されているのだが、その殆どがCGや誇大表現から生まれた産物ではないかと考えられている。しかし、このモンゴリアンデスワームは実在するのではないかと考えられている。2005年には、モンゴリアンデスワームを本格的に捜索したイギリスの科学者たちにより、その存在はほぼ確定であると認定されたそうだ。だが、毒を持っていたり、酸を吐くことはないようだ。

 イギリスの科学者の他にも、モンゴリアンデスワームを捜索している研究者たちは数多くいる。妖怪、モンゴリアンデスワームが発見されるのはそう遠い未来ではないかもしれない。

(監修:山口敏太郎事務所)

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