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BIGBANG T.O.P被告に懲役10月・執行猶予2年の求刑

 大麻を吸ったとして麻薬管理法違反罪で在宅起訴された、韓国の男性5人組グループ「BIGBANG」のT.O.P被告の初公判が29日、ソウル中央地裁で開かれたことを、地元メディアが大々的に報じている。

 T.O.P被告は昨年10月、自宅で歌手練習生の女性と計4回にわたって大麻を使用した容疑で起訴されていた。

 報道をまとめると、T.O.P被告はスーツにネクタイ姿。公判前、集まった報道陣に対し、沈痛な面持ちで用意していた謝罪文を読み上げ対応したという。謝罪文には、「取り返しのつかない大失敗を犯し、多くの方に大きな失望を抱かせてしまいました」、「二度とこうした無責任な過ちは犯しません。どんな罰でも受けて当然です。本当に申し訳ございません」などとつづられていたという。

 初公判でT.O.P被告の弁護人は、「(被告が)平素、パニック障害やうつ病で治療を受けており、軍入隊を控えて極度のストレス状態にあった」などと大麻使用に及んでしまった事情を説明。「いかなる犯罪前歴もない初犯。芸能人として回復不能な打撃を受けた」とし、善処を訴えたという。

 T.O.P被告は起訴内容を認め、「人生の中で最悪の瞬間で、骨にしみるほど後悔している」と述べたという。検察は懲役10月・執行猶予2年を求刑。7月20日に判決が言い渡される。

 「大麻吸引のみならず、女性と一緒に吸引していたことが大ダメージになった。そのため、初公判で弁護人は女性と決別後、大麻との縁をキッパリ切ったことを強調していたという。しかし、ここからイメージを回復していくのはかなり難しいだろう」(韓国の芸能界に詳しいジャーナリスト)

 この事件は、BIGBANGの今後の日本での活動に少なからず悪影響を与えそうだ。

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