川島さんの死去は所属の太田プロダクションがマスコミ各社に書面で発表。「ここに川島なお美の生前に賜りましたファンの皆様からの励ましのご声援、関係各位のご厚情に対し深謝いたしますとともに、謹んでご通知申し上げます。通夜、告別式の日程に関しましては、おってお知らせさせていただきます」とした。
川島さんは昨年1月に腹腔鏡手術を受け、約2週間入院。復帰後は活動を続けていたが、今月7日、夫でパティシエの鎧塚俊彦氏とシャンパンの新商品発表会に出席。その際、ドレスからのぞく二の腕の細さが際立ち、体調が心配されていた。
そして、今月までミュージカルに主演していたが、16日、長野県内での公演後に体調不良を訴え、同作を降板。自宅療養中だった川島さんは、鎧塚氏らにみとられ、息を引き取った。
一部によると、川島さんは闘病中、民間療法を取り入れ、都内のクリニックに通院。過剰な電磁気エネルギーを取り払ったり、体を温める治療を受け、水についての知識を深め「水ソムリエ」の資格を取るなど、ケアに努めていたという。
最愛の妻の死から約3時間後、自身のフェイスブック(FB)を更新。「息を引き取るまで川島なお美はやっぱり川島なお美のままでした」と、無念をにじませつつも病と闘い抜いた妻にねぎらいの言葉を送った。
川島さんの遺体は25日午前1時40分ごろ、都内の自宅に帰宅。鎧塚氏は、白い半袖シャツ姿で、憔悴しきった様子。集まった報道陣に対し、「しっかりとちゃんとみとれました。立派でした。川島なお美として。今は気が動転しているので、また、あらためて対応させていただきます」と話した。