◎エイシンヒカリ
アイルランドTで見せた規格外のパフォーマンスでファンのハートをつかんだ芦毛のニュースター・エイシンヒカリの参戦で俄然注目を集めるチャレンジカップ。ここも難なく通過してデビュー以来の連勝を6に伸ばすのか、今度は真っ直ぐ走るのか等々、興味は尽きない。
体質が弱くてデビューが遅れたものの、階段を一段一段上がるようにしての重賞初挑戦。馬体などから受ける印象としては、本格化はまたまだ先だろう。裏を返せば伸びしろがたっぷりあるということ。もしかしたらサイレンススズカ級に成長するかもしれない。
土付かずのまま行ってほしい気持ちと、今度の相手は骨っぽいよ、という気持ちが交錯してなかなか◎を決められずにいたが、◎エイシンヒカリ、連勝馬券の軸はフルーキーで折り合いをつけたい。
そのフルーキー、長休明けを2連勝して勢い十分。とくに前走では、出遅れを徐々に挽回して上がりの速いレースを33.7の末脚でアッサリと突き抜けた。1600万だったとはいえ、OPからの降級馬を子供扱いした内容は秀逸。1Fの距離延長もなんら問題はなく、ハンデ55キロも恵まれた感すらある。
以下、アズマシャトル、ウインフルブルーム、スマートレイアー、トーセンスターダムあたりをおさえに。
馬連 流し
(11)-(3)(4)(6)(8)(10)
3連複 軸2頭流し
(4)(11)-(3)(6)(8)(10)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。