南国の風に誘われるままにキャバクラへフラっと行ってみたが、妙に感じたことがあった。
沖縄の繁華街にあるキャバクラなのに、沖縄出身のキャバ嬢がいなかったのだ。たまたま出勤していなかった沖縄出身のコがいたかもしれないが、その日、席に着いたキャバ嬢達は全て沖縄県外の出身だったからである
話を聞いてみると、沖縄好きで来てみたら、いつの間にか夜の世界に飛び込んでいたというコや、大人の事情で沖縄へ来ざるを得なかったコもいた。
沖縄という土地の空気のせいかわからないが、なぜかハイテンションで接客してくれたのは非常に嬉しかった。ローテンションで客に頼りっぱなしのキャバ嬢だと心理的に負担になってしまうので、そのようなタイプがいなくて助かった。
今回は、その場でただ盛り上がっただけで終わり、次に繋がるようなことは一切なしだ。南国マジックに誤魔化されてしまったかもしれない。
沖縄のお酒、泡盛を飲んで酔いが回りすぎていたのも原因の1つだと思われるが、口説きトークに持っていく時にお酒を飲み過ぎては失敗してしまう。テンションだけ高くなって、肝心の頭の回転が鈍ってしまっては、華麗なるキャバ嬢の慣れたテクでサラっとかわされるのがオチだ。
酒を飲んでも飲まれるな。 口説く時には飲まれるな。そんな格言を作ってしまいたくなった。
キャバ戦記に敗北のチェックがまた1つ…
*写真は本文とは関係ありません
【写真提供】新宿ディアレスト