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ダウンタウン・松本人志 中国の原発を不安視「黄砂どころの話じゃない」

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難しい問題にコメントした松本。

 16日、フジテレビ「ワイドナショー」でダウンタウンの松本人志が、中国の原子力発電所を不安視した。

 番組では、九州電力・川内原発1号機再稼働の話題をピックアップした。14日午前9時頃に発電を開始し、9月上旬には本格的に営業運転を開始する方針だという。2011年3月福島第一原発事故以来、新規制基準下で全国初の再稼働となる。

 松本は「なんか毎日のようにね、テレビ出ている人間が、電気をいっぱい使わしてるワケじゃないですか。なんかあんまりそれをいう権利もないかなぁって」と具体的なコメントを控え、「僕は…言えないな。みなさんに従うしかないっていう感じなんですよ」と自分の立場を明確にした。

 そして、松本は12日に中国の天津で起きた大爆発事故を引き合いに出しつつ、中国の原子力発電所について言及。「この間の爆発と一緒にしちゃいけないんですけど、ちょっと中国雑かなっていうとこがあって」と中国の原子力発電を不安視し、苦悶の表情を浮かべた。中国の原発の管理基準は、致命的な弱点として国際基準と大きな差があると指摘されている。

 その背景を踏まえた上で松本は「日本がいくらゼロにしてても中国で何か起こったら黄砂どころの話じゃなく、完全に日本に(影響が)来ますからね。だったら、我々なんのためにゼロにして我慢したんやっていう話になってくると思うんですよ」と中国で原発事故が起きた場合を懸念。

 最後に「だから、日本をゼロにするのはいいんですけど、世界的に訴えていかないと…、日本だけゼロになったって、正直なんの意味もない」と“原発ゼロ”を推進するならば、日本だけでなく世界的に足並みを揃えることが大切だと示した。

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