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まるでGⅡレース…『ジャパンカップ』前代未聞の外国馬不参戦!

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提供:週刊実話

 「競馬のオリンピック」とも称された日本で最高峰のG1レース『ジャパンカップ』(以下、JC)が、39回目にして大きな岐路に立たされている。11月24日に行われる今回のJCは、史上初めて外国馬が1頭も出走しないのだ。

 JRA(日本中央競馬会)の公式ホームページによると、予備登録段階では27頭の外国馬が出走の意思を示していたが、最終的にすべての外国馬が来日しないことになったという。

 競馬ライターは外国馬が来日しない理由を、「JCで勝てないから」と分析する。

 開催当初は、トップレベルの日本馬でも外国馬には全く歯が立たなかったが、第4回JC(1984年)をカツラギエース、翌年にシンボリルドルフが制して日本馬が連覇。さらに2006年から昨年まで13年連続で日本馬が勝利し、38回中24回優勝するまでになった。

 「日本馬のレベルが上がったのもありますが、外国馬が勝てない理由は日本特有の“硬くて高速の馬場”。柔らかくて重い馬場になれている外国馬は、明らかに不利です。前回のJCに出走した外国馬は10着、11着に沈んだ。これだけ勝てないのは異常で、強い外国馬が参戦してない証拠です」(競馬ライター)

 外国馬はJCを敬遠するムードが年々強くなっているが、外国人騎手は熱視線を送っている。

 「今年のJCには5人以上の外国人騎手が日本馬に騎乗予定です。理由は明白で、日本人騎手とのスキル差があるため勝ちやすい上に、賞金が高いからです」(同・ライター)

 実はJRAは、15年にJCの優勝賞金を国内最高となる3億円に増額している。

 「これで外国馬参戦のテコ入れを図ったのですが、結果的に外国人騎手が注目しました」(同)

 JRAの横田貞夫国際担当理事は「ファンには申し訳ない。今回の結果を十分に検証して、今後のJCを盛り上げることができるよう努力していきたいと思います」と語っているが、外国馬参戦を促すような名案は、現状では見当もついていない。

 往年のファンからは「もう役目を終えた」「ゼロからやり直し」などの声が上がる始末。今後はJRAの才覚が試される。

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