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38歳息子に“親の責任”はある? 三田佳子の次男逮捕へのコメントに波紋

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三田佳子

 女優の三田佳子の次男である高橋祐也容疑者が、覚せい剤使用容疑で4度目の逮捕となった。これを受け、三田がコメントを発表し「親としては、もう力及ばずの心境です」と苦しい胸の内を吐露した。

 高橋容疑者は、2007年の3度目の逮捕で実刑判決を受け服役していた。出所後に結婚し子供をもうけるも、現在は別居状態にあるようだ。芸能人の子供が不祥事を起こすと、親の責任が取りざたされるが、果たしてこれには意味があるのか。あらためて問い直されるべきだろう。

 ネット上にも「さすがに40歳手前でこれっていうのは情けなさすぎるだろう」「やっぱり親が甘やかしたのがよくないのでは」といった厳しい声が聞かれる。

 芸能人の子どもの不祥事といえば、2013年にみのもんたの次男が窃盗未遂容疑で逮捕され、みのは『朝ズバ!』(TBS系)を降板している。ただ、この件のみではなく事前の、みの本人のセクハラ騒動などを含めての措置であった。一方で、ラジオ番組では「不完全な状態で息子を世に送り出してしまった責任がある」とも語っている。

 最近でも今年1月に大竹まことの長女が大麻取締法(所持)容疑で逮捕されている。大竹は同2月記者会見を行い、「私の仕事の関係もあり、十分に過ごす時間がなかった。親の監督不行き届きで本当に申し訳ありません」と謝罪した。ただ、レギュラーを務める『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送)は降板せず出演を続けている。

 身内の不祥事の謝罪に関しては芸能人であろうとも道義的な責任があるのは確かであろう。ただ、高橋容疑者の場合はかなり特殊なケースだといえる。

「三田佳子のコメントにある通り、高橋容疑者は統合失調症を抱え精神科に通うなどの治療を受けていたようです。薬物中毒は、親やまわりが強く言い聞かせてどうにかなるものではなく、精神の病気なので専門家による治療が必要です。薬物の誘惑を断ち切ることの難しさを露呈したといえるでしょう」(芸能ライター)

 高橋容疑者は実刑判決はまぬがれないだろう。本当の更生には厳しい道もあるだろう。それは彼自身が身をもって知るしかない。

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