◎クルミナル
阪神JF2着のレッツゴードンキと同3着のココロノアイが出走。当然ながら実績は上位だが、ともに3カ月ぶりの実戦、大目標は次の桜花賞であることを考えればいかに仕上がり早とはいえ若干の割引きは必要だろう。
賞金的に是が非でも権利を取りたいクルミナル、コンテッサトゥーレ、アンドリエッテ等ディープ産駒3頭に注目したい。中でも2連勝のレース内容に潜在能力の高さを感じさせるクルミナル◎。いずれも上がりの速い流れを瞬く間に抜け出しており、その瞬発力は非凡。G1の上位馬を相手にしてもひけはとらない。阪神コースは初めてとなるが、かかる気性でもなく脚質的にも外回りは向くはずだ。牝馬にありがちな難しい面も見られず、この中間もビシビシ追われており今回も力を発揮できる状態だ。コンテッサトゥーレも2勝2勝。いずれも京都1400だが、距離は問題ない。発馬に不安を抱えるだけに前半にじっくり走れる阪神マイルはプラスに働くだろう。アンドリエッテは3戦1勝ながら前走クイーンCで0.1秒差の4着。ここに出走のロカ(3着)とはクビ差だったが、外枠で道中も外外を回ってのものだけに評価は高い。前走で減った馬体が戻っていればこのメンバーに入っても遜色はない。
馬連 流し
(3)-(1)(7)(12)(14)(15)
3連複 軸1頭流し
(3)-(1)(7)(12)(14)(15)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。