番組では、「ベッドの中に人がいるが結局一番怖い説」を検証。芸人が自宅ベッドの掛け布団をめくると、見知らぬ男性が寝ているというドッキリを仕掛ける。
この仕掛けに引っかかったのが、尼神インターの誠子。まず、帰宅する模様が流れ、パンツを脱いで着替える様子も放送される。
そして、掛け布団をめくると、無表情の男性が横たわる。それを見た彼女は絶叫しながら腰を抜かし、地面を這いつくばりながら玄関へ。その様子は「ヤラセ」とは思えず、どうやら本当に「ドッキリ」だった模様。
すぐさまスタッフがドアを開け、「ネタばらし」をするのだが、誠子は涙を目に浮かべながら、「ないやろこんなドッキリ」「ダウンタウン、嫌いやわ」と激怒する。
一連のVTRを見た浜田雅功は「腰抜けてる、腰抜けてる」と大笑い。松本人志は少々こわばった表情で「頭痛いわ」とコメントしたが、スタジオは大爆笑だった。
この様子に、一部視聴者が激怒。「女性の家に男性を寝かせるなんて、ドッキリとして成立していない」「女性の家なら仕掛け人も女性にすべき」「やりすぎだ」などの声が上がる。
また、『水曜日のダウンタウン』の前に放送されていたのが『犯人に告ぐ!盗聴盗撮 怒りの追跡バスターズ』という特別番組で、盗撮やストーカーを糾弾する内容だっただけに、「ストーカーや盗撮を糾弾しておきながら、次の番組で堂々と盗撮をするのはどうなんだ」という批判の声も。
ただし、「芸人としては面白かった」「これくらいはバラエティ番組の範疇」「クレーマーは見るな」という番組に対する擁護の声も存在。ネット上で議論となっている。
「内容が不適切であったかどうかは、意見の分かれるところですが、性別問わず見知らぬ人間が家に入ることは、犯罪行為になる可能性が高く、驚くのは当然のこと。
まして、女性の家に男性が寝ているとなれば、身の危険を感じてしまうのは当たり前で、ドッキリと言ってもトラウマになってしまう可能性もある。また、芸人とはいえ、女性の着替えシーンを放送するのは盗撮と言われても仕方がない。
『やりすぎ』と批判されても、仕方のない内容と言わざるを得ないのでは。個人的には、放送するべきではなかったのではないかと思う」(芸能ライター)
攻めの姿勢が好評の『水曜日のダウンタウン』。良くも悪くも、「らしい」内容ということか。