「このままでは田中氏は“スキャンダルのデパート”と化してしまうが、不倫・愛人・金銭問題などのように人に迷惑をかけたわけではないから、全くおとがめはないはず。後は、本人がコメントするかどうか」(永田町関係者)
これまであまり経歴が明らかにされていない田中氏だが、またまた仰天過去が明らかになった。
「田中氏が出会い系のコーナーに登場していたのは2005年1月に発売されたアングラ系月刊誌『裏モノJAPAN』(鉄人社)。髪形、長さは今と変わらないが、当時は茶髪。本人と分かったのは、やはり、あのセクシーな口元のホクロ」(週刊誌記者)
本紙はさっそく同誌を入手。田中氏が登場したコーナーは表紙にもデカデカとタイトルが躍る「携帯番号&メアドつき!その場で口説く出会いたガール30人」。編集部関係者がナンパした出会いを求める女性30人の写真とプロフィールのみならず、携帯番号とメールアドレスが記載され、女性を気に入った読者と直接連絡がとれ、しかも、「この手の企画にありがちなヤラセは一切なく」と注意書きが添えられていたのだが…。
「ライターの仕事の関係で知り合った同誌の編集部の人間に頼まれ、サクラとしてコーナーに登場したようだ。当時、平田健二参院議員の秘書を務めていたはずだが、なかなか大胆な行動」(同)
田中氏は椎葉恵美という偽名で登場し、当時すでにバツイチだったかは不明。「結婚前提の真面目な方」、「服を買ってくれる人もとりあえず募集」とPRメッセージを添えている。今や民主党の“小沢ガールズ”の筆頭格の田中氏だが、「好きな有名人」には、なんと時の総理で自民党の元衆院議員「小泉純一郎」を挙げ、「嫌いな有名人」は「あやや」と歌手の松浦亜弥を挙げている。
ちなみに、年齢は30歳と、当時の実年齢より1歳上にサバ読み、職業はOL。157センチ、45キロでB80W60H85となっているが、この数字は“ヤラセ”なしか?
「この手の連絡先の掲載された誌上出会い企画はよくあるが、ほかの雑誌と同じで、同誌にも記載があるように、編集部が女性に貸与したプリペイド式携帯だからサクラなのはバレバレですよ。女性は電源を入れてほったらかしにしているから、連絡してもコールバックや、メールの返信はなかったと思う」(出版関係者)
田中氏にとっては「笑って許して」とでも言いたい過去に違いない。
◎スキャンダルのデパート化
先の衆院選で比例復活当選直後、田中議員は過去のインタビューでバツイチを告白していたことを週刊誌で報じられ、写真誌では風俗ライターとして活動し、コスプレパンチラ姿を披露していたことが発覚。田中氏は風俗ライターについて文書で「仕事をいただいたのは事実」と事実を認めた。さらに、昨日、本紙も報じたように端役で出演した映画でフルヌードシーンを披露していたことが明らかに。田中氏が“お宝ヌード”を披露している作品は故石井輝男監督の遺作で04年公開の「盲獣Vs一寸法師」。こちらは田中氏の事務所からまだ正式なコメントは出ていない。
田中氏といえば、公式プロフィールによると旅行会社の派遣添乗員を経て、民主党の平田健二参院議員と現名古屋市長の河村たかし氏の衆院議員時代に秘書を務めたとされているが、謎の部分が多いようだ。
「添乗員時代は生活が苦しくてライターや役者をしながら食いつないでいたようだが、秘書時代の副業疑惑や(今回掲載した)出会い系サイトのサクラをしていたのではないかといわれていた」(週刊誌記者)
ひょっとすると、まだまだスキャンダルが噴出するかもしれない。