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番組終了から21年! 340 Presents「元祖恐竜魂」が開催された!

 積雪に見舞われた2月8日、LOFT/PLUS ONE(新宿ロフトプラスワン)にて、340 Presents「元祖恐竜魂」が開催された。出演は、ゲキ役の望月祐多、ゴウシ役の右門青寿、ボーイ役の橋本巧、メイ役の千葉麗子。21年前に放送された『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のメンバーが登場した。当日欠席だったダンには、顔写真の付きのパネルが用意された。

 イベント主催の鈴木美潮を司会に当時のエピソードを振り返り、まずはオーディション時の話に。千葉は、数万人の中から“今回はお姫様の様な子を選びたい”とのコンセプトのもと抜擢されており、髪型も全50話でリボンを付けるなどのアレンジも含め全て変えていたという。橋本は、『太陽戦隊サンバルカン』に憧れて劇団に入っており、『超人機メタルダー』や『世界忍者戦ジライヤ』などを経て同作のオーディションに参加したとのこと。望月と右門は、オーディション前より知り合いだったそうだ。撮影については、当時は今よりも役者がアクションを行うことが多く、CGもなかった時代なので、セメント爆弾の中を全速力で走ったり、身体があざだらけになる程に大変だったこと、ロケバスにトイレがなかったなどの苦労話が飛び出した。
 トークの中盤では、敵の女幹部であるラミィ役の河合亞美が登場し、初登場のシーンを撮影する際にハシゴで6階まで登り、柵のない一番端で演技をした後に腰を抜かしてしまったことや、衣装が一着しかなく、アクションの吹き替えをするスーツアクトレスと、お互いの汗にまみれた衣装を交代して着用していたなど、当時を感慨深く振り返った。

 ここでシークレットゲストの前田浩が登場。前田は、ティラノレンジャーを熱演しており、 当時もドキドキワクワクしながら楽しく演じていたとコメントした。そしてここでもう1人のシークレットゲストである高取ヒデアキが登場し、「恐竜」ということにちなんで『獣電戦隊キョウリュウジャー』のEDテーマ曲「みんな集まれ!キョウリュウジャー」と、望月が出演している(他メンバーは声のみの出演)、現在公開中の映画『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ』の主題歌「みんな・デ・カーニバル」を熱唱した。
 イベント第二部では佐藤健太が登場し、同作の主題歌や挿入歌を熱唱した。続いて、望月、右門も挿入歌を歌いあげ、橋本も自身が出演していた『世界忍者戦ジライヤ』の主題歌を歌った。続いて“スーパーゴウシタイム”ということで右門の朗読劇を行った後、新堀和男アクション監督、東條昭平監督が登場し、特に2人に感謝の念を語っている千葉にとっては感動の再会となった。そしてトークは宿敵・バンドーラ役の故・曽我町子に話が及び、朝は必ず髪を纏め、完璧なバンドーラのメイクで現場に来るなど、非常にプロ意識が高い人物だったと回顧した。トークやライブ以外にも、メンバーで名乗りをしたり、守護獣を呼び上げるなど、盛りだくさんの夢の一夜であった。

 当日の模様は、鈴木美潮によるイベントレポートが読売新聞購読者向け有料サービスの読売プレミアム「340コラム」にもアップされるので、そちらもチェックしよう!

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