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一般の施設は“高齢者に幼児言葉”? 『世界一受けたい授業』介護特集、阿川佐和子のセレブ介護が物議

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 15日に放送された教育バラエティー番組『世界一受けたい授業』(日本テレビ)のある特集がネット上で物議を醸している。

 この日の放送では、「2時限目 社会」で、エッセイストの阿川佐和子が先生として出演。この特集では父を看取り、認知症の母の世話をした経験を持つ阿川が書いた著書『看る力 アガワ流介護入門』(文春新書、共著)をテーマに、「明るいアガワ流介護術」が紹介された。

 番組には阿川の父が入院していたという病院の院長も出演していたが、その中では、「好物は喉に詰まらない」「万が一詰まっても、病院なのですぐ対処できる」と紹介。さらに、「一般の介護施設ではよく赤ちゃん言葉を使う」「一日中パジャマのままベッドで過ごす方も多い」などと指摘しつつ、その病院では「どんな相手にも丁寧な敬語で対応する」「パジャマから部屋着に着替えてもらい、日中はベッドから下りて生活にメリハリをつける」などと紹介していた。

 しかし、これについてネットからは「どんな好物でも嚥下障害が起きてたら安易に食べられない。言い方に語弊がある」「お金に糸目をつけないで高い病院に預けるなら誰だって明るい介護ができるよ…」「いまの介護業界ディスりたいの?世界一受けたくない授業だわ」といった批判的な声が殺到。また、実際に介護職に就いているというネットユーザーからは、「介護職員になると高齢者を子ども扱いしないように指導される」「相手に合わせてたまに敬語を話すことはあっても赤ちゃん言葉は使わない」といった指摘も寄せられ、「現実の介護の現場を馬鹿にしてる」「本当に在宅介護に悩んでる人が受けたい授業ではなかった」という声が噴出していた。

 番組では、実際に食べる力が衰えている患者のために、食べやすいように食事が工夫されていると紹介する箇所もあったものの、「好きなものなら喉に詰まらないのです」と断言する場面も。一部からは「この特集見て、介護って気負わなくていいんだって思った」「辛いだけが介護じゃないよね」といった声も見受けられたが、介護の現状と乖離した紹介がなされたため、ネットユーザーを刺激してしまったようだ。

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