モータースポーツには昔から興味があって、自動車は自分でもいろいろといじくって乗っていたし、バイクにもあこがれを持っていた。ただ、ちょうどバイクの免許が取れる年齢になった時期に友達がバイクの事故に遭ってしまい、仲間みんなで「バイクの免許を取るのはよそう」と約束したために免許を取ることはなかったんだけど。まあ原付はオッケーということで、50cc限定の暴走族「蚤(のみ)」を結成していたんだけどね(笑)。
そんなこんなで楽しみにしながら行ったイベントだったのだけど、生で見る迫力は想像以上で度肝を抜かれてしまった。ジャンプしている最中に手を放すどころか、足まで放しちゃったり、空中で左右にバイクをスイングさせたり、さらにはジャンプ中に一回転したり…。ちょっとタイミングを誤ったら大事故になりかねない大技の数々に、ビックリして3回くらい乳首が取れそうになっちゃった(笑)。
そんなパフォーマンスの合間にステージではロックバンドのライブが繰り広げられていて、すごく楽しいイベントになっていた。こんな楽しいイベントに司会として呼んでもらえたというのはすごく光栄だったな。
ちなみにこのイベントは地元の夏祭りと合同で開催されていて、バイクやロック好きなタトゥーバリバリの若者から、地元のご老人たちまでたくさんの人が参加していて、みんなすごくフレンドリーだった。屋台をやっていたおばちゃんたちは「これ食べな」って次から次へ食べ物を持ってきてくれるし、タトゥーの兄ちゃんたちは握手を求めてきてくれたし。ただ、明らかにドラッグとかやってそうに見える兄ちゃんが近づいてくると「何か変な物売りつけられるんじゃ…」とドキドキしちゃったけどね(笑)。