−−先週はツーデイズノーチスが、桜花賞TRのアネモネSで優勝。おめでとうございます。
斎藤誠調教師「ありがとうございます。ボクは中京競馬場でテレビ観戦してましたが、直線を向いた時は次(桜花賞)のことが頭に浮かんでましたね(笑)」
−−イグゼキュティヴも、ツーデイズノーチスの勢いにあやかりたいですね。まず、追い切りの感想をお願いします。
斎藤誠師「ケイコは動かないので、時計(6F82秒0)はあんなものでしょう。体は増えているが、太め感はないですし、休み明けを感じさせない仕上がり状態です」
−−転厩初戦になりますが、この馬の長所はどこですか?
斎藤誠師「去年の夏の札幌でレースを見た時、速い脚はないけど、スピードの持続力があり、自分で競馬をつくれるという印象を受けました。管理馬のサンツェッペリン(2007年皐月賞2着)と似たタイプですね」
−−初めての中山コースについては?
斎藤誠師「輸送に弱いタイプのようなので、美浦から距離のない中山はプラスになるとみています。前走(ラジオNIKEEI杯2歳S5着)も北海道からの遠征で、競馬の前にエネルギーを消耗してしまったのが大きな敗因と思います」
−−最後に勝算と意気込みをお願いします。
斎藤誠師「荒れて力のいる今の馬場はこの馬に味方してくれそうだし、自分の競馬ができればチャンスはあるでしょう。陰で転厩して成績が落ちたといわれないように、緊張感を持って仕上げてきたし、結果を出したいです」