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解散後にキムタク以外のメンバー独立が避けられなくなったSMAP

 大晦日で解散することが決定しているSMAPだが、キムタクこと木村拓哉以外のメンバー4人が、ジャニーズ事務所との契約が切れる来年9月以降、独立して芸能プロを立ち上げるかなり具体的な情報を発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。

 同誌によると、来年9月の契約切れを待ち、中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾は独立。そこに、今年1月に勃発したSMAPの独立・分裂騒動の責任をとりジャニーズ事務所を退社、現在は芸能界と距離を置くSMAPの元チーフマネージャー・飯島氏が満を持して参加。

 その事務所の“顔”には中居を据え、さらには、飯島氏がジャニーズ時代にマネージメントを担当していた人気グループ・Kis-My-Ft2、ジャニーズJr.も含め、20人を超える大所帯になりそうだというのだ。

 そんな状況を後押ししているのが4人の来年のスケジュール。キムタクは1月クールの主演ドラマ、4月公開の主演映画が決まり、今後、撮影やプロモーションに忙殺されそう。それに対し、4人は草なぎが1月クールの主演ドラマが決まっているが、飯島氏がブッキングしたそうで、ほかの3人は新規の仕事がほぼ白紙だというのだ。

 「SMAP騒動の余波はキスマイにも及び、飯島氏が退社後、ほぼ“飼い殺し”のような状態。キスマイの中の『売れてない方』の4人で結成した中居プロデュースのユニット『舞祭組(ぶさいく)』はまったく稼働しなくなってしまった。そんな状況では、キスマイが独立するのも仕方ないだろう」(芸能記者)

 同誌によると、飯島氏は退職後、メリー喜多川副社長と双方が代理人を立て大揉め。結局、35年ジャニーズに勤務した功労者の飯島氏に対し、退職金として3000万円に満たない額が支払われたというのだ。

 ジャニーズのジャニー喜多川社長、メリー氏はいずれも高齢。中居派が独立すれば、数年後には芸能界の“覇権”を握っている可能性もありそうだ。

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