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大阪府警の警察官、特殊詐欺犯罪者を見抜けず300万騙し取られる大失態

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画像はイメージです

 4日、大阪府警の警察官が特殊詐欺犯人と会話したにもかかわらず、相手が犯罪者だと見抜けなかったことが判明し、怒りの声が広がっている。

 大阪府警の発表によると、事件があったのは11月下旬。府内の金融機関から「家具を買う目的で高額出金をしようとしている高齢の女性がいる」と通報があり、大阪府警港署の警察官が現地に駆けつける。

 女性に話を聞くと、「家具を買う」と説明。電話がつながっていたようで、息子を名乗る詐欺師と会話する。男は女性と同じく「家具を買う」と述べたことから、警察は「本当の息子」と判断。そのまま見逃してしまう。

 しかし、その男は女性の息子ではなく、特殊詐欺犯罪者。女性は約300万円を引き出すと、「息子の代理」を名乗る男と面会し、現金を手渡す。その後本物の息子から連絡があり、詐欺であることが発覚。本来詐欺を食い止めるべきである警察官が、まんまと詐欺師に騙されるという大失態を演じた。

 大阪府警といえば、今年8月窃盗と強制性交の容疑で勾留されていた樋田淳也被告を杜撰な管理体制で逃がし、逮捕できないという失態を演じている。警察官が襟を正さなければならない状況でまたも発生した不祥事に、ネットユーザーは「たるんでいる」「なんのための警察官なんだよ」という厳しい声や、「やる気なかったんじゃないの?」「どうしてもっとよく状況を聞かないの?」など、警察官の失態に怒りの声が相次いでいる。

 警察官が詐欺師に騙されては、元も子もない。「やる気がなかったんじゃないのか」と批判されても致し方ない。

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