勇気は約60億円ともされる父の遺産相続をめぐる問題で、父の元マネジャーで3番目の妻となった「平尾音楽事務所」社長・Mさんを相手取り、取締役の職務執行停止を求める仮処分の申し立てを行っていた。それに対し東京地裁は、Mさんの執行権限を制限する条件をつけ、和解を勧告。
今月7日が、申請を取り下げるか、判決を求めるかを決める期限日だったが、勇気側が和解の意思を示さなかったため、地裁が仮処分について判決を下すことが決定したという。
同番組で勇気は、和解できなかった理由について、「一番許せないのは、父が車いすの時に(Mさんから)蹴とばされたり、暴行されたりしたんですよ」と告白。
続けて、「これは(自身の兄である、昌晃さんの)次男に聞いた話なんですけど、僕は前々から(虐待を)知っていて、本当にそれが一番許せない」、「(虐待の現場を)僕が見たわけではなく、聞いた話ですが、そういうのが(疑惑が)たまっていたので…」と主張した。
MCの坂上忍から「最終的に行くところまで、戦うつもりですか?」と聞かれると、「許さないですね。許したくないですね」と怒りをにじませていた。
「勇気は昨年9月に会見を行い、Mさんとの騒動の早期決着を訴えていたが、Mさん側もそう簡単に折れる気はないようだ。その理由は遺産の額があまりにも大きいから。しかるべき第三者が間に入って、両者に和解を勧告するのが決着への近道だと思われる」(音楽業界関係者)
今後も勇気は、メディアで自身の正統性を主張し続けることになりそうだ。