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週刊裏読み芸能ニュース 2月9日から2月15日

(まだまだ収束まで時間がかかりそうな“現代のベートーベン”騒動)
 18年間ゴーストライターが楽曲をつくっていたことが明らかになり渦中の、全聾(ろう)で「現代のベートーベン」と呼ばれた作曲家の佐村河内守氏が12日、マスコミ各社に8枚にわたるファクスを送信。3年ほど前から耳の状態が回復し、(全く聞こえない)全聾の状態ではなくなったことなどを告白。近日中に謝罪会見を行うことも明らかにした。

 佐村河内氏の聴力に関しては、今月6日、ゴーストをつとめていた桐朋学園大の新垣隆講師が会見で「初めて会った時から耳が聞こえないと感じたことは1度もない」と証言。

 それだけに、聴力回復はかなり苦し紛れの“言い訳”にとられても仕方がないが、15日になり、12日に佐村河内氏に代わってファクスを送った代理人の折本和司弁護士らが15日、代理人を辞任したことを発表。

 折本弁護士は辞任の理由について、佐村河内氏や関係者と「今後の方針に関し、意見の違いが生じたため」としているが、まだまだ騒動が収まるには時間がかかりそうだという。

 「当初は、佐村河内氏の楽曲をソチ五輪で使用した高橋大輔が競技を終えたタイミングでと言われていた。高橋は少なからずダメージを受けたはずで、メダルに手が届かず6位に終わっただけに会見ではかなり批判が殺到しそうだが、今後、厳格な聴力の測定などを経たうえで、会見を開くことになりそう。わざわざ手話の通訳をつけると思われるが、佐村河内サイドは新たな代理人を決めなければならないし、まだまだやることだらけ」(芸能記者)

 それまでに佐村河内氏がどんな“仕掛け”をしてくるかが注目される。

(『いいとも!』の後番組司会に決まった5組9人の計算)
 注目されていた、3月いっぱいで放送を終了するフジテレビ系バラエティー番組「笑っていいとも!」の後番組として、4月1日からスタートする新番組(タイトル未定)の内容とMCが15日までに明らかになった。

 新番組のコンセプトは「半径500mの日常をエンターテインメントにする」で、基本路線は生活情報バラエティ番組。放送開始時間は「いいとも!」より5分早めた午前11時55分から午後1時までフジテレビ本社スタジオから生中継となる。

 気になるMCだが、月曜日は自らイベントで暴露した俳優・坂上忍、火曜日はダンス&ボーカルユニット・EXILEのボーカル・TAKAHIROとパフォーマー・NAOTOが週替わりで担当。水曜日はおぎやはぎ、木曜日はフットボールアワー、金曜日は雨上がり決死隊でいずれもお笑いコンビが担当。進行は、伊藤利尋アナウンサーをメインに、フジテレビのアナウンサーが務めるというのだが…。

 「なんとか他局と違う路線を打ち出そうとしているが、かなりの苦し紛れ。番組放送開始当初は“ご祝儀”で多少視聴率はいいかもしれないが、裏番組の固定ファンは引き込めないと思われ、早くも局内では低視聴率を懸念する声があがっている」(フジ関係者)

 ならば、MCの5組9人はなぜオファーを受けたのだろうか?

 「坂上は今のうちにやれるだけ仕事をこなすスタンス。EXILEは2人を司会業で一本立ちさせたいようだ。お笑いコンビ3組は、とんねるずやダウンタウンら大御所がコストカットで冷や飯を食う中、各事務所が猛プッシュ。番組をきっかけに全国区に顔を売り、これまで開拓していなかった主婦層のファンを取り込みたい。おまけに、もし低視聴率で番組がダメになっても、フジに大きな貸しをつくれるからローリスクハイリターン」(芸能記者)

 果たして、視聴者のジャッジは?

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