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将棋映画『3月のライオン』 あまりにも残念過ぎた公開時期に落胆する声が相次ぐ

 14歳の最年少プロ棋士・藤井聡太四段が公式戦29連勝の新記録を樹立し盛り上がる将棋界だが、人気将棋コミックを実写映画化した「3月のライオン」の公開時期をめぐり業界内では「早過ぎた」、「時期をなんとかできなかったのか」など落胆する声が相次いでいるというのだ。

 同作は羽海野チカさん原作の人気コミックを実写映画化。神木隆之介が演じた主人公の桐山零は史上5人目となる中学生で入段した若手棋士。劇中ではライバル棋士との対決や周囲の人々との心の交流を描く。

 有村架純、豊川悦司、佐々木蔵之介、伊藤英明、倉科カナら豪華キャスト陣をそろえ、3月18日に前編、4月22日に後編が公開されたのだが…。

 「今年のラインアップの中でもかなりの数字が期待された大作。ところが、いざ公開してみると、集客に大苦戦。結局、興行収入は2作で10億円ほどしかいかなかったのでは」(映画ライター)

 藤井四段が話題になったのは、昨年のクリスマスイブ、ひふみんの愛称で親しまれ、先日引退した加藤一二三九段に公式戦初勝利を収めてから。4月4日に小林裕士七段との対局でプロデビュー以来無敗連勝新記録となる11連勝を達成。その後、公式戦連勝記録の更新が視野に入ってきた6月に入り、各テレビ局の情報番組がこぞって取り上げ、注目されるようになった。

 「後編の公開時期はすでに藤井四段のブーム到来の予感があったはず。公開を延期するなり、前後編の一気上映企画をするなり、宣伝担当があれこれ知恵を絞るべきだったが、何もせずに公開終了。将棋ブームの到来を指をくわえて見ているだけになってしまった」(映画業界関係者)

 9月27日発売の同作[前編]のBlu-ray&DVDの特典として、神木と藤井四段の対談映像が収録されるというが、タイミングがかなり微妙だ。

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