5年間の交際期間を経て、昨年4月に破局した2人。しかし、ハルは父親ガブリエルと過ごしている娘の健全なはずの生活に深刻な危惧を感じ、現在、迅速な司法介入を求めるための準備を進めている。
ハルの代理人から発表された声明は、「ハルは、長時間に渡り父親と過ごす際の娘の健康面について、重大な気掛かりがあり、娘を守るために全ての必要な処置をとる準備が出来ています」「娘の父親であるガブリエル・オーブリーと直接交渉し、親権をめぐる問題を友好的に解消しようと試みましたが、彼が非協力的な態度を示したため、彼女は、迅速な司法介入を求めるより他の選択がなくなりました」と発表された。
直ぐに始まる親権争いの準備のため、ハルは今週からの撮影開始が予定されていた新作映画『ニューイヤーズ・イブ』を降板して、ハルが演じる予定だった役柄は、キャサリン・ハイグルに配役が変更された。
この件に関して、同じく声明文で、「ハル・ベリーは、娘の親権に関する訴訟が目前に控えているため、ニューヨークで製作される映画から、今週降板するという選択をせざるを得なくなりました」「ハルは、娘の安全への要求を常に最優先にして、ガブリエルとの交際中でも、破綻後も、ハルは娘のことを一番に考えて行動しています」
一方、ヴィルヘルミナ・モデル事務所に所属するガブリエルの代理人は、以下のように声明文を出した。
「ガブリエルは、公然とハルが彼のことを理不尽に、また彼女の目的のために中傷するという決断に失望している上に、彼女が勝手に降板した映画についての論争に巻き込まれることを拒否しています」「ガブリエルはまた、この問題が最終的に彼らの娘を傷付けるかもしれないと考え、マスコミへの発表も拒んでいます。実のところ、ガブリエルはナーラの親権を共に責任を負う思いやりのある父親です」「ガブリエルは着実でバランスのとれた生活状況と、ベリーさんがそのように思われないとしても、二人の愛する両親が彼らの娘さんには必要であることを充分に思っています」「彼はこれからも父親としての権利を行使するでしょうし、今後ナーラの最重要な関心事を考慮します。ハルの継続的なマスコミへの主張は、偽りであり、また無責任です」