同店は表向き女子高生によるマッサージ店を装いつつ、ホームページでは「世界初! ナノビキニ導入の店」を謳っていたという。
府警が公表した同店のナノビキニは、ブラの乳首部分が3センチほどの三角形、パンツはVゾーンに幅3センチ、長さ5センチほどの三角形布地があるだけで、他はすべて“紐”という小ささであった。
セクシーランジェリーを扱うショップ店員も「ここまで小さいのはほとんど流通していない」と言う。
「水着ではマイクロビキニが極小と言われています。それだってほとんど紐ですからね。でもナノビキニはそれよりもっと小さい。果たして衣装と呼べるかどうか…」
小ささを表す単位でナノはマイクロよりもはるかに小さい。そんなナノビキニの着心地を「紐で体を軽く結ばれてる感じ」と表現する体験者がいた。もともとマイクロビキニの愛好者だという、OLの菜々さん(仮名=28歳)だ。
「マイクロビキニはもう普通にビーチで着てますよ。その勢いでナノビキニも買ったけど、これはぜんぜん違ってた。学校の身体測定で胸囲を測るときにメジャーを体に這わすでしょ。あんな感じ。あと乳輪は確実にあふれ出る(笑)。と言うか、乳首の位置が平均よりもずれてれば全部出ますね。しかも、パンツは肛門を隠しきれない。紐の幅が肛門より狭いから(笑)。その狭い幅のままVゾーンまで食い込んじゃってるから、裸のときよりも強調されるのよね(笑)」
全裸時よりも凄いナノビキニ。摘発された店舗では、18歳の女性従業員がこれを着用してマッサージ奉仕をしていたという。お縄になって当然だ。