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酒池肉林! 外国人セレブの実態 トヨタ女役員が溺れた六本木「薬物コネクション」(2)

 また、薬物事情に詳しいライターが言う。
 「例えば、六本木交差点近くにある外国人バーは、外国人セレブの間でも有名です。同店はチャージ料5000円で入店できるが、夜な夜な外資系企業の役員や在日大使館職員が集い、売人から仕入れたマリファナやコカインを使った薬物セックスを近辺のホテルで繰り広げている。相手をするのは、セレブとの繋がりを求めて来店した日本人や外国人のモデルが多く、美女と薬物セックスが楽しめる店と評判なのです」

 ちなみに、同店ではジュリー容疑者が入手を企んだオキシコドンも、「量は少ないものの、一錠数千円で取引されている」(同)と言われるが、薬物セックスにおけるその効果は絶大なようだ。
 通常、米国でも医師の処方箋がなければ買えないこのクスリは、錠剤を砕いて鼻から過剰吸引すると、コカインと同じ作用があるという。突然、脳内に青い光が弾けて視界が歪み、やがて恍惚感と多幸感に包まれるというのだ。
 「そのため、米国では『ストレスがなくなる』と知的な産業に就くエリートたちに人気。コカインと一緒に吸引すると恍惚感が倍増するため、薬物セックスに溺れる者が併用する例が後を絶たないのです。また、米国におけるこのクスリの被害は深刻で、悪徳医師が不正に処方箋を出して100億円近く荒稼ぎした例や、薬局がこのクスリ欲しさのジャンキーに襲撃される事件が相次いでいる。捜査当局が、ジュリー容疑者の事件を機に外国人バーの取り締まりに関心を示しているのは、このセレブやエリートらに人気の危ないクスリの蔓延に、歯止めを掛けようとの目論みもあるのです」(同)

 事実、米国のエリートたちに持て囃されるこの危ないクスリが、六本木に蔓延する可能性が日増しに高まっているのだが、注目されるのはやはりジュリー容疑者が、こうした外国人バーに出入りしていたのかという点だろう。
 前出の捜査関係者がこう話す。
 「すでに捜査本部は、ジュリー容疑者が根城にしていた六本木の高級ホテル周辺の繁華街で聞き込みを行った。その中には同容疑者に良く似た女性が外国人バーに出入りしていたとの未確認情報も寄せられている。今のところ容疑者の供述が曖昧なため、確かなことは言えないが、今後は彼女が国内でのクスリの購入や六本木でオキシコドンの供給者と接触した形跡がないかも含めて、捜査していくことになるはずです」

 警視庁は、容疑を否認するジュリー容疑者の勾留期限を7月8日に延長したが、今後の捜査次第では、思わぬ余波が六本木の街を襲うことにもなりかねない。

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