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重賞鑑鼎談 毎日王冠 ウオッカに死角、穴馬はこれだ

 「第60回毎日王冠」(GII、東京芝1800メートル、11日)は、下馬評ではウオッカ一色のムードだが、目標は連覇がかかる次の天皇賞・秋。昨年も2着に敗れており、予断は許さない。鑑鼎談の面々もそろって穴狙い。赤羽記者がマッハヴェロシティをイチ押しすれば、石沢記者はナムラクレセント、虎穴馬券はサンライズマックスに白羽の矢を立てた。

 赤羽 いの一番にしなきゃいけないのはウオッカの取捨だ。

 虎穴 データ的には過去10年で1番人気はわずか3連対とポカが多い。昨年もスーパーホーネットにウォッカは足元をすくわれている。今年も絶対視はできんぞ。

 石沢 ただ、栗東の調教師は口をそろえて「一頭だけ次元が違う」とも。さすがにこのメンツで取りこぼしは許されないでしょう。

 赤羽 甘い。昨年同様に今年も逃げ馬がいない。となると、ウオッカがスピードの違いでまたハナを切る可能性は大きい。

 虎穴 そう。ということは後ろから格好の目標にされる。しかも、牝馬の57キロは牡馬に換算すれば59キロ。“TR仕様”なら、つけ入るスキはあるぞ。

 赤羽 オレはマッハヴェロシティに注目している。

 石沢 セントライト記念(6着)が案外でしたが?

 赤羽 初の中山で大外枠。それでも最後はジリジリとだが伸びていた。プラス12キロはほぼ成長分だし、父に風貌が似てきた。共同通信杯4着、青葉賞2着を見ても、やはり広くて直線が長い東京でこその馬。1度使った効果も絶大だろう。

 石沢 ボクは上がり馬のナムラクレセント。

 虎穴 1600万を勝ったばかりではさすがにきついだろ。

 石沢 春先は使い詰めで馬がガタガタだったのが、ひと息入れてリフレッシュ。そうしたら一気の連勝ですからね。福島調教師も「菊花賞3着、阪神大賞典3着の力からすればここでも通用する」と強気です。

 虎穴 サンライズマックスを忘れちゃいかん。

 赤羽 昨年が14着に惨敗。ここはローカルのGIIIじゃないんだぞ。

 虎穴 初距離だった天皇賞・春で4着。去年とは馬そのものが違う。当時はガリガリに映ったが、今はフックラして、とにかく落ち着きがある。本質的に距離はこのぐらいがベスト。一発は十分だ。

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