新潟でのデビュー戦は中団を追走、直線でエンジンが掛かると一気に加速し、先頭に躍り出ました。一頭抜け出すと途端に内ラチに行ってしまいましたが、モタれながらも上がり3ハロン、33秒4を記録し1馬身半差で快勝。抜け出すときの脚が速く、かなりの素質を感じた一戦でした。
そして前走の芙蓉Sは、スタートで出負けして中団からの競馬。4角5番手から中を突いて直線勝負に賭け、メンバー最速の上がり3ハロン34秒5を使って追い上げましたが、クビ差届かず2着。スローで先行馬たちが掲示板を独占していましたし、勝ち馬ホエールキャプチャにうまく逃げられましたが、次走の
ファンタジーSでは3着と好走していますから、レースレベルの高さが窺えます。
一気にトップギアに到達する瞬発力は素晴らしく、回転の速いピッチ走法は全兄ドリームジャーニーを彷彿させる走り。スタートの遅さ、左回りでモタれるところまでもが似てしまいましたが、能力の高さは証明済み。まだ幼さを覗かせているし、荒削りな面はありますが、ここ2戦とも馬込みでしっかりとレースができており、終いの末脚は確実。現時点での完成度は高く、スムーズに事が運べば楽勝できるかも。東京の長い直線はやはり魅力を感じます。
最終追い切りでは池添騎手を背に51秒0-11秒4。
俊敏な動きを披露しました。一戦毎に、レースを見据える本能が開花し始めます。
(7)オルフェーヴル
(11)ライステラス
(8)ロビンフット
(3)リアルインパクト
(13)ジンクアッシュ
(5)エーシンブラン
(10)スカラブレイ
(15)ブラウンワイルド
馬単 (7)(11) (7)(8) (7)(3)
3連単 (7)(11)→(7)(11)(8)(3)(13)(5)(10)(15)→(7)(11)(8)(3)(13)(5)(10)(15)
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。